公務員は「全体の奉仕者」(日本国憲法15条)という言葉で表されるように、国民の生活に不可欠な行政サービスを提供し、国民の幸福・福祉の向上を支える重要な仕事です。業務内容は多岐にわたりますが、その仕事の幅広さ・民間企業では取り組む事のできないようなスケールが感じられるものが多いこと、身分が安定していることなどから人気の職業です。
国家公務員
地方公務員
地方公務員は主に学歴によって、上級(大卒)・初級(短卒・高卒)などに分け、各自治体ごとに試験が実施されます。
日 程 | |
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受付期間 | 4月上旬~9月中旬 |
第一次試験 | 4月下旬~9月下旬 |
第二次試験 | 5月下旬~11月中旬 |
最終合格発表 | 6月下旬~12月中旬 |
※おおよその日程ですので、該当しない試験もあります。
基礎能力(教養)試験 | 大きく分けて、一般知能と一般知識に分けられます。一般知識の方は、歴史や理科などの科目です。一般知能というのは数学の文章題やパズルのようなものです。これらの問題が合計50題程度で約半分ずつ出題されます。解答方式は基本的には五肢択一式になっています。 一般知能を攻略できるかどうかが大きなポイントとなります。 |
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専門試験 | 行政職系と技術職系で内容が大きく異なります。行政職系では法律や経済などが、技術職系ではそれぞれ志望職種ごとの専門科目が課されます。文学部や教育学部出身者にとっては最難関の試験といえますが、ポイントを絞った学習で攻略は十分可能です。市町村では専門試験が課されないところもあります。 |
その他 | 論文試験・面接試験・専門記述などがあります。また、適性検査・身体検査などがある場合もあります。試験によって異なりますので、よく確認しておきましょう。 |
※おおよそですので、該当しない場合もあります。