東京アカデミー池袋校
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こんにちは 😀
東京アカデミー池袋校の国試担当です🍉
今日は第38回管理栄養士国家試験で出題された計算問題について紹介していきたいと思います✨
近年、計算問題も増加していますので、しっかり対策していきましょう!!!
ちなみに、電卓持ち込みは不可です😢
試験時間は長いように感じますが、単純に試験時間を問題数で割ると、
一問あたり1分30秒程しかかけられないことがわかります💦
それに、マークシートの見直しの時間も必要なので...
特に小数の割り算や掛け算などの四則演算、割合の計算など日頃から練習して、
本番でも早く、そして正確に計算できるように準備しておきましょう!!!
50 歳、男性。たんぱく質摂取量は 50g/日、24 時間尿中尿素窒素排泄量は 6gであった。尿中尿
素窒素以外の窒素損失量を 4g/日とした場合の窒素出納値(g)として、最も適当なのはどれか。1 つ
選べ。
⑴ 8
⑵ 6
⑶ 2
⑷ − 2
⑸ − 6
正答 (4)
★解説★
窒素出納(g)=[たんぱく質摂取量(g)÷6.25]-[24時間尿中尿素窒素排泄量(g)+非尿中尿素窒素排泄量(g)]
上記の式に代入すると、
窒素出納(g)=[50(g)÷ 6.25]-[6(g)+ 4(g)]
= 8 - 10 =- 2(g)
★ポイント★
・窒素出納によって、体内のたんぱく質代謝の動的状態を見ることができる。
・窒素出納が正の場合は体たんぱく質が蓄積されたこと(たんぱく質同化優位)、
負の場合は体たんぱく質が消費されたこと(体たんぱく質異化優位)を意味する。
・正常な成人の窒素出納は 0(ゼロ)である。
・たんぱく質量⇔窒素量の換算
通常、たんぱく質には 16%の窒素が含まれると考えて、以下の式で換算する。
また、窒素・たんぱく質換算係数の 6.25 は 0.16 の逆数(1 ÷ 0.16 = 6.25)である。
①窒素量をたんぱく質量から求める場合
窒素量=たんぱく質量× 0.16 (または、窒素量=たんぱく質量÷ 6.25)←今回使ったのはコレ!!
②たんぱく質量を窒素量から求める場合
たんぱく質量=窒素量÷ 0.16 (または、たんぱく質量=窒素量× 6.25)
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