東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用試験対策の担当です。
本来であれば、「奈良県の教員採用試験について~2020年夏実施試験を振り返ろう③~」で教育法規のご紹介をする予定でした。
しかし、先日「令和3年令和3年度奈良県公立学校教員採用候補者選考」の結果発表がありましたので、今回と次回ではこちらの内容に触れていきたいと思います。
令和3年度 奈良県公立学校教員採用候補者選考試験の結果
まず令和2年度と令和3年度の採用予定数、受験者数等の差を確認していきましょう。
令和3年度の結果より、中学校の採用予定者数、中学校を志望する受験者数の減少、特別支援学校を志望する受験者数の増加が確認できます。
それ以外の校種についてはおおむね誤算の範囲内と言ってもよいでしょう。
来年度受験される際、採用者数が減少した校種はねらい目になるかもしれません。
次に令和3年度の合格率を確認していきましょう。
各校種ともに1次試験の合格率は40%前半から50%前半、2次試験の合格率は30%前半から40%後半になります。
来年度受験される方は、1次試験、2次試験ともに半数の方が不合格になるということを念頭に置いてください。
おそらく、来年度も大幅な採用予定者数の増加や減少がなければこの結果は変わらないと思います。
また、令和2年度と比較すると小学校、中学校では合格率が下がっています。
1次試験を突破しても、半数以上が不合格となるため模擬授業、個人面接(場面指導含む)ともに入念な対策が必要なってくるのがわかりますね。
補足ですが、令和3年度の実施要綱には【受験した試験の合計得点を基に総合的に判定する】と記載されています。
そのため実技試験においても対策を行ってください。
それでは、次回のブログでは各校種、各教科の採用者数や受験者数、合格率についてご紹介します。