東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー京都校の教採担当です。
さて、教員採用試験対策をスタートされた方も多いかと思いますが、学習を始めると、「何から手をつけたらいいのかわからない」「どの範囲を勉強すればいいの?」など、筆記試験の勉強方法がわからないというお声をよく耳にします。そんな疑問を解消すべく今回、「教職教養」の範囲について、傾向と対策がわかる『ワンポイント講習会(教職教養)』を9/27(日)13:00~14:30にて、京都校で実施します!
費用は、なんと500円!! ワンコインで受講できるのも魅力ですが、講義内容も皆さんが知りたい内容が盛りだくさんです!
では講義内容の一部をご紹介していきます。
【①学習指導要領】
教育原理で最も出題が多い領域は平成29・30年版学習指導要領です。その中でも「総則」の出題が圧倒的に多く、平成30年・令和元年の2年間で、全自治体の教員採用試験において、
学習指導要領からの出題:288問⇒その内、総則からの出題:168問=総則の割合:62.3%!
滋賀県では、今年(令和2年夏実施)の試験でも出題されています。講義では穴埋め問題や、正誤問題で問われやすい箇所を中心に解説しますので、暗記箇所が、まるわかり!!
【②生徒指導提要】
平成22年3月に文部科学省が発行した「生徒指導提要」は必読!学習指導要領に次いで出題が多い生徒指導提要は、生徒指導の理論や実践方法などを解説した基本書で平成22年に策定されましたが、令和2年夏実施試験においても、68自治体中35自治体で出題された重要分野です!実際、京都府では、今年(令和2年夏実施)の試験でも出題されています。講義では、出題の多い「第1章 生徒指導の意義と原理」を中心に全体像を掴んでいきます。
【③教育時事 ~今注目すべき項目とは~】
■不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)令和元年10月25日 文部科学省
滋賀県・京都府では、今年(令和2年夏実施)の試験で出題されています。いずれも不登校児童生徒への支援に対する基本的な考え方より穴埋め問題で出題。講義では、問われやすい箇所を中心にチェックしていきます。
■新型コロナウイルス感染症対策
今年(令和2年夏実施)の試験では面接試験において、新型コロナウイルス感染症への対応に関する質問が散見されました。今後も筆記試験や人物試験において出題される可能性が高い重要項目です。
では、実際どういった質問が出たかというと…京都府では、
「新型コロナウイルス対策を各学校で行っているが、あなたは一番何を大切にするか」
「マスクをつけるのが嫌という児童がいた時、どのように指導するか」
「児童同士で距離が近くなっている時、どう指導するか」 などが問われました。
★チェックすべき項目★
・新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」総合対策パッケージ【詳細版】(文部科学省 令和2年6月)
・学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~「学校の新しい生活様式」~(文部科学省 令和2年6月)
現役の大学生や臨時採用教員の先生方が、お忙しい中、膨大な通知や文書を読み、大事な箇所がどこなのかをご自身で把握することは、極めて困難です。また、上述した新型コロナウイルスに関する内容といった最新の情報を随時チェックすることも難しいのではないでしょうか。
今回の講座では、注目すべき項目に触れながら解説を行っていきます。
今回ご紹介した内容は、いずれも超重要項目ばかりです!まずは、ワンポイント講習会を受講し、今後の学習の指針を掴んでいきましょう!ご参加お待ちしております。