東京アカデミー大阪校
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皆さん、こんにちは!
今回は前回出題をした、『特別支援教育』分野の『共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)』の解答を発表します!
【解答】
〇「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に( 社会参加 )できるような環境になかった障害者などが、積極的に社会参加・貢献していくことができる社会である。それは、誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える( 全員参加 )型の社会である。このような社会を目指すことは、我が国において最も積極的に取り組むべき重要な課題である。
(中略)
〇インクルーシブ教育システムにおいては、同じ場で共に学ぶこと追及するとともに、個別の教育的( ニーズ )のある幼児児童生徒に対して、自立と( 社会参加 )を見据えて、その時点で教育的( ニーズ )に最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを整備することが重要である。小・中学校における通常の学級、通級による指導、特別支援学級といった、連続性のある「( 多様な )学びの場」を用意しておくことが必要である。
皆さんは正解できましたか?
この問題は2019年夏教員採用試験の静岡県・静岡市・浜松市において、出題された問題です。同年には奈良県や熊本市でも、本資料からの出題がありました。
この資料は、2012年に出された報告で、その後の教員採用試験で長年出題されてきました。
特別支援教育の分野では、昨年「交流及び共同学習ガイド」が発表されており、今年も関西では大阪府下で出題がありましたので、今後はこの資料も出題が多くなっていくかと思われます。
教員採用試験では、このような報告や答申、資料などからの出題が多く見られます。
東京アカデミー大阪校で9/27に実施する「ワンポイント講習会(教職教養編)」では、こういった資料の読み込みをしていきます。
また、通学講座においても、『特別支援教育』以外の幅広い分野の答申資料や文書にも講義内で取り扱っていきます!
来年夏の教員採用試験の受験を考えている皆さん、私たちとともに教員採用試験対策を進め、合格を勝ち取りましょう!
皆さんのご参加やお申し込み、ご連絡お待ちしております!