〔教員採用〕併願のススメ

みなさんこんにちは。

今日は、教員採用試験の併願についてのお話です。

 

この秋から、来年の夏の試験に向けて学習を始める方も多いのではないでしょうか。

多くの方は、地元の自治体を受験されることかと思いますが、本命の自治体を決めると同時に、併願も一度お考えいただくことをお勧めいたします。

 

教員採用試験は、日程が被らない限りいくつの自治体でも併願できます。

例えば、岡山県・岡山市を受験される場合、1次試験が7月第1週目から開始されます。

中国地方・九州地方では、岡山県以外の多くの自治体が岡山県・岡山市よりも遅い日程での試験開始となります（多くが7月第2週目開始）。

また、岡山県より早い時期に試験を実施する自治体は、近隣では鳥取県、高知県などがあります（6月第4週目開始）。

※試験日程は例年のものです。来年度試験は試験要項発表後に変更となる可能性がございます。

 

全国を見てみると、さらにたくさんの自治体を併願先として視野に入れることができます。

「地元から遠すぎるから合格しても勤務ができない」との理由で併願をされない方も多くいらっしゃいます。

しかし、必ずしも合格を目指すためだけの併願受験ではなく、本命の自治体より早い時期に実施される自治体を併願することで「練習のための併願受験」も可能です。

併願先であっても、受験の際は他の受験者と同様に緊張して一生懸命に受験されることと思います。

その中で、試験会場の雰囲気を感じたり面接での緊張感を体験したりして得た経験を、本命の自治体を受験する際に役立てることができます。

 

これから受験先を選択する方は、本命の自治体を決定するとともに、併願先としてどのような自治体があるのかも同時に調べておくことをお勧めいたします。