東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用試験対策の担当です。
前回のブログでは、奈良県の2020年夏実施の教員採用試験について振り返っていきました。
今回は、その中でも教育法規について取り扱われた分野、内容、資料についてお話していきます。
過去3年間の出題数
2020年実施(2020年6月27日)…5問
2019年実施(2019年7月6日)…5問
2018年実施(2018年7月7日)…6問
教育法規に関する過去3年間の出題数ですが、2019年より5問に定着しているようです。今後も出題割合は30問中5問(全体の16%)を教育法規が占めています。このぐらいの割合なら捨てても…と思われる方がいるかもしれませんが、非常にもったいないです。なぜかというと、奈良県の問題は条文の空欄補充や正誤問題が多いからです。内容もそこまで難しいものではなく暗記しておけば手堅く点数を稼げます。来年度奈良県を受験される方は2020年実施された問題をチェックしておいてください。
過去3年間で出題された教育法規
2018年
・教育公務員特例法
・教区免許法における教職員の免許及び免許更新制に関する法律
・著作権法
・地方教育行政の組織及び運営に関する法律
・人権に関する国内の法律(同和対策事業特別措置法・部落差別の解消の推進に関する法律・障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律・障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律・本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律・出入国管理及び難民認定法)
2019年
・学校教育法(2問)
・学校教育法施行規則
・子ども・子育て支援法
・こどもの貧困対策の推進に関する法律
・教育公務員特例法
・地方公務員法
・学校教育法施行規則
2020年
・日本国憲法
・学校教育法(2問)
・学校保健安全法
・教育公務員特例法
・地方公務員法
・障碍者基本法
教育公務員特例法、学校教育法、地方公務員法はこの2年で必ず出題されています。この3つの法律の条文はチェックしておきましょう。
それでは、また次回は教育心理についてご紹介していきます。次のブログで会いましょう。