東京アカデミー京都校
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皆さんこんにちは!
東京アカデミー京都校公務員担当です。
今回は地方公務員志望の方へ向けて、面接対策で必要とされる自治体研究のポイントをお話させていただきます。
皆さんはなぜ自治体研究が必要だと思いますか?
面接官の立場で想像してみてください。面接の際、受験生が志望しているはずの自治体のことを全く理解していなかったらどう思いますか?
「他に本命の自治体があるのかな?」、「うちの自治体のことよくわかっていないみたいだけど、長く勤められるかなあ?」と疑問符だらけになってしまいますね。
さらに本質的なことを言えば、自治体研究をしていなければ、面接カードの志望動機欄を埋められないのでないでしょうか。
面接指導をしていてよく感じることは、「自治体の仕事をわかっているのかなあ?」、「国・県・市町村との役割をわかっているのかなあ?」、「人事異動があることをわかっているのかなあ?」等などです。
自治体の仕事を理解したうえで、その自治体を志望した「あなたならではの志望理由」を整理することが重要です。
では、自治体研究はどのように進めれば良いのでしょうか?
自分なりに自治体をわかるためには、自治体の情報を集めることが大事ですね。
そのためには
〇自治体の説明会があれば参加しましょう。
〇可能ならば受験する役所や様々な施設に実際に行ってみましょう。
〇採用パンフレットを熟読しましょう。
*大事な情報がたくさん書いてあります。役所で働く先輩方が紹介されている場合には、具体的な仕事のイメージをつかむために読んでおきましょう。
〇自治体発行の広報誌を読み、その自治体がどんなことをしているのかを確認しましょう(WEBでも見ることができるところが多いです)。特に興味のある施策についてはマークしておきましょう。
*できれば1年分くらい見るとその自治体の行っていることが見えてきます。
特に、予算関係の記事はその自治体の政策が見えてきます。
〇地域のニュースに関心を持ちましょう。
〇もし、インターンシップに参加できるチャンスがあるならば、参加してみてください。
*自治体の仕事を体感できると思います。
○HPを確認しましょう。
*自治体の長の紹介や、施策方針などを読んでおくと良いと思います。志望先によってはYouTubeやSNSを通じて確認できることもあります。
公務員の採用は、面接試験を重視する傾向にあります。
面接官は皆さんとのやり取り等の中で、職員としての意欲・可能性・適性を見出していきます。
しかしながら、面接時間は短く、その短い時間の間に皆さんは志望動機や自己PRなど面接官の質問に的確に答えていかなければなりません。
したがって、面接対策は、「事前の準備」と「練習」が大事です。
自治体研究は事前準備のひとつです。
皆さんは、「まだ先でいいや」と思わずに、自治体研究を含め面接対策の準備を怠りなく進めてください。