東京アカデミー旭川校
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文科省中教審初等中等教育分科会は10月7日に『【令和の日本型学校教育】の構築を目指して』中間まとめを公表しました。
(文部科学省ホームページ)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1382996_00006.htm
方向性としては全部で以下の6つの実現を示しています。
①学校教育の質と多様性、包摂性を高め、教育の機会均等を実現する
②連携・分担による学校マネジメントを実現する
③これまでの実践とICTとの最適な組み合わせを実現する
④履修主義・修得主義等を適切に組み合わせる
⑤感染症や災害の発生等を乗り越えて学びを保証する
⑥社会構造の中で、持続的で魅力ある学校教育を実現する
基本的な考え方としてはSociety5.0(AIやロボットの力を借りて豊かな社会を実現していく:省略)時代へなっていくことや新型コロナウイルス感染拡大など予測困難な時代において、新学指の実施のためにはICTは必要不可欠であることが前提に検討しています。
中でも注目は小学校高学年からの教科担任制導入(外国語・理科・算数を対象)。これは小学校から中学校への円滑な流れを図れることが目的であります。教師1人1台の端末検討され児童の学習理解度など高度化を図ることや授業効率化、負担軽減も理由の一つであります。
これ以外にも幼児教育~義務教育~高校教育~特別支援教育、外国人児童生徒等への教育まで学校教育の在り方についてそれぞれに盛り込まれています。
閣議決定が早ければ来年3月になることも予想されますので、最新教育時事として2021年夏受験対策のために、一度熟読してはいかがでしょうか?