東京アカデミー大分校
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皆さんこんにちは😄
大分校の公務員科担当川村です。
10月8日に国家一般職の一次試験の発表がありましたね。
今年度は九州地区が台風10号で延期になり試験スケジュールが変わってしまった方も多かったのではないでしょうか。9月6日に実施された試験に関しては問題の持ち帰りが可能でしたが、延期後22日に実施された試験は問題の持ち帰りが不可でした。
本日は6日に実施された試験の内容を詳しく見ていきたいと思います。出題傾向など来年度への参考になる部分もあると思いますので、ぜひ今後の学習にお役立てください。
基礎能力試験では、一部の科目では出題頻度の低い問題や、例年とは異なる角度からの出題があったものの、昨年よりも難化して標準レベルに戻った数学を除いて、全体的には昨年と同レベル又は昨年よりも難易度が低下した問題が多くを占めていました。そのためしっかり学習をして用語や条文の意味を理解している受験生にとっては解きやすい問題が多かったのではないでしょうか。
科目ごとの難易度と出題内容についてです。
文章理解→漢文が9年ぶりに出題された
(現代文)→昨年と同レベル (英文)→昨年より易化
一般知能→全体的に基本レベルの問題だった
(課題処理)→易化 (数的処理・資料解釈)→昨年と同レベル
自然科学→解きやすい問題や基本的な内容の問題が多くを占めていた
人文科学→一見解きにくい問題が数問あったものの、冷静に注意深く読めば正答を導きやすい問題が多く、昨年とほぼ同レベルであった
社会科学→思想・倫理で頻出でない分野から出題されたが、全体的に正答の選択肢が明確である問題が多く、易化したと言える。
なお、今年も時事的な要素を含んだ問題はみられませんでしたが、面接試験等で問われる可能性もあるため、日頃から社会の動向に目を向け、情報収集をしておく必要があります。
では次に昨年度と今年度の申込者数、一次合格者数についてです。
上記の表から分かるように申込者数は昨年よりも1,500名ほど減少しました。合格率を見てみると昨年とさほど変わりはありませんが、人気の関東甲信越や九州ブロックの申込者数や合格率は下がっていたので昨年よりは受かりやすくなっていたかと思います。
国家一般職は、合格者名簿から採用先が決まっていきますので、早い方で来週から実施される面接試験では全力で挑んでください❕
国家一般職に限らず公務員試験は膨大な範囲から出題されますが、例年の試験傾向分析をすると頻出分野というものが見えてきます👀
今年度の国家一般職の本試験で出題された問題が当社のテキストから的中していましたので一部をご紹介いたします♪
地球環境問題は過去5年の中でも3年出題されていますので、頻出分野と言えます。各条約や協定の内容・特徴を押さえておけば解答に導き出せた問題かと思います。当社のテキストはこのように項目ごとに詳細を押さえて掲載されていますので重要かつ試験に出題されやすい箇所を効率よく学習することができるかと思います。
今年度の国家一般職は例年よりも若干難易度が下がったとはいえ、油断することなく、過去問題の傾向分析を各自でしっかりと行い、それに基づく学習計画を立てて、実行に移していくことが合格への鍵となります。
大分校では、来年(2021年)度試験に向けての通学部のお申込みを受付開始しております。詳細は大分校HPをご覧ください。
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東京アカデミー大分校 担当:川村