東京アカデミー横浜校
ブログ
こんにちは。公務員試験の予備校=東京アカデミー公務員担当です。
今回は、「裁判所職員一般職」についてご紹介いたします。
職務内容について
裁判所の組織は「裁判部門」と「司法行政部門」に大別されます。「裁判部門」はその名の通り審理・裁判を行う部門で、「司法行政部門」は事務局(総務・人事・会計等)が設置され、人や設備などの面で裁判部門を支援する部門になります。
裁判所職員の試験に合格すると、「裁判所事務官」として採用され、両方の部門に配属される可能性があります。
裁判所事務官として一定期間在職すると「裁判所書記官」となるための養成機関への入所試験が受験可能になります。裁判所書記官は法律の専門家としての固有の権限が付与され、裁判部門でより大きな仕事に従事することになります。
試験内容について
本試験は、多肢選択式の「基礎能力試験」と「専門試験」、「専門試験(記述式)」、「論文試験」、「人物試験」で構成されています。人物試験以外は同一日の実施となります。
多肢選択式の「基礎能力試験」と「専門試験」が第1次試験の区分となり、それぞれ設定される下限の点数を超えた受験者の中から、合計点の高い順に合格が決定されます。
つまり、「基礎能力試験」と「専門試験」において高得点を目指すことはもちろん、一般知能、一般知識、憲法、民法、刑法または経済理論を下限の点数が設定されていることを意識して広く学習する必要があります。
専門記述は憲法の問題が出題されます。2次試験の区分ではありますが試験日は他筆記試験と同じなので、受験者全員、対策が必要となります。
現在、2021年受験向けの講座を開講しております。
「裁判所職員」試験を含め公務員試験に興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。