東京アカデミー津田沼校
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みなさん、こんにちは。教員採用試験の予備校、東京アカデミー津田沼校の教員採用試験対策担当です。
本日は10/22に文部科学省から発表されました令和元年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について概要と併せてご紹介します。
「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」とは?
この調査は文部科学省が全国の国公立私立学校を対象に、いじめや暴力行為といった問題行動や出席停止・不登校といった生徒指導上の問題に関する統計を1年に1回発表しています。
令和元年度調査結果の特徴
・暴力行為 78,787件(平成30年度は72,940件)5,847件増加。
・不登校人数(小・中)181,272人(平成30年度は164,528人)となり、16,744人増加。
なお、例年多くの報道等で目にされている「いじめ」に関する調査結果では、認知件数が612,496件(平成30年度は543,933件)で68,563件増加。
以上の結果となりました。いじめの認知件数については引き続き過去最大となっています。そしてこの結果を見ますと、全国で問題行動や不登校などで苦しんでいる児童・生徒が多いのが印象的です。
なお、詳細数値などは下記の文部科学省からの報道発表も併せてご覧ください。
文部科学省・報道発表『令和元年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果(速報値)について』
(※同ページの下部に各調査結果がPDF形式でご覧いただけます)
なお例年ですと、各都道府県教育委員会からも各都道府県ごとの上記結果についての報道発表があるかと思いますので、志望する自治体の調査結果には一度目を通しておくとよいでしょう。
教員を目指す皆さんはこうした問題に目を背けず、対応できる力が求められていることも踏まえ、採用試験に向けて勉強を進めていきましょう。
なお、今回取り上げました文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」については、教育時事として教員採用試験にて過去幾度となく出題されています。特に前年度との比較などが問われますので、注意しておきましょう。またこうした現状を知ることが、面接や論作文対策にも生かせますので、しっかりと今回の調査結果を確認しておきましょう。
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