東京アカデミー松山校
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こんにちは、松山校教採科担当の石井です。
愛媛県教員採用試験合格に向けて、ムリムダの無い対策を進めるためのコツを特集としてお伝えしていきます。
本日はその10回目、今回も『児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』についてです。
2020年において、「自殺」のニュースは関係者だけでなく、多くの人に衝撃と深い悲しみを与えました。令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査では、小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数は317人、前年度が332人であったので、15人減少という結果になっています。
昭和49年から令和元年において年300人を超えたのは、昭和52、53、54年、平成30年、令和元年の5年となります。しかし、少子化の世の中において、発生率は確実に昔よりも高くなっています。
【児童生徒の自殺の状況】
「いじめ」や「不登校」だけでなく、「自殺」についても早期発見と予防への取り組みが重要となってきます。以下、押さえておきたい資料は
・自殺対策基本法(平成18年6月施行、平成28年改正)
・自殺総合対策大綱(平成29年7月閣議決定 平成19年6月閣議決定以来5年毎に見直し)
・児童生徒の自殺予防について(通知)、児童生徒の自殺予防に係る取り組みについて(通知)
・教師が知っておきたい子どもの自殺予防(平成21年3月)
・子どもの自殺が起きたときの緊急対応の手引き(平成22年3月)
・子供に伝えたい自殺予防(平成26年7月)
です。コロナ禍において生活環境の変化が児童生徒に与える影響は大きいことを踏まえ、まずはやるべきことをまとめておきましょう。