東京アカデミー札幌校
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こんにちは。
大卒程度公務員担当の高久です。
現在2021年度実施公務員試験に向けて勉強をスタートさせている方も
多くいらっしゃると思います。
その中で今回は、2020年度の国家一般職の結果を例に、行政専門科目
の学習メリットについてお話致します。
現在専門科目の勉強をしていない方もぜひご覧ください。
10月13日(火)に2020年度の国家一般職試験の最終合格が発表となりました。
今年の「行政北海道」の結果は以下の通りでした。
採用予定数 | 200名 |
申込者数 | 1,035名 |
1次合格者数 | 535名(1次通過率:51.7%) |
最終合格者数 | 314名(1次から最終通過率:58.7%) |
なんと1次も最終も通過率は50%以上!
さらに今年は新型コロナウイルスの影響により当初予定より試験日が
後ろ倒しになったことから、実際に受験した方はさらにこの人数より
少ないと予想されます。
このように1次試験、1次→最終試験ともに半数以上が合格する試験は
多くありません。
一見すると難しそうな国家一般職試験の通過率は道内の数ある公務員試験
の中でもかなり高いことがわかります。
(例:札幌市一般事務行政1次通過率33%、
北海道職員一般行政A(1回目)1次→最終通過率47%)
それでは実際のボーダーラインはいったい何点だったのかについて
説明します。
HP掲載の合格点及び平均点一覧より・・・
行政北海道第1次試験合格点(標準点):226点
行政北海道最終合格点(標準点):411点
基礎能力試験:平均点22.518点(標準偏差5.254)
行政専門試験:平均点21.967点(標準偏差7.303)
以上の数値から実際の素点に換算すると、行政北海道の区分で受験した
場合何点取れば合格できたのかは、
【基礎能力試験13点、専門試験17点】
が一番の最低ラインとなります(2020年度)。
この点数は傾斜をかけると得点率39.2%!!
…かなりボーダーが低いことがわかります。
ただし上記点数で1次試験を突破しても面接評価でA(最も高い評価)を
とらなければ最終合格が難しくなります。
その上で来年度も今年度と採用予定者数や申込者数が同程度だった場合、
現実的にこのくらいの点数だったら最終合格まで見据えることが
できるよ!という点数は
【基礎能力試験18点、専門試験20点】(48.3%)
は得点しておきたいですね。
実際にこのくらいの点数でも最終合格、内定を勝ち取っている受講生が
たくさんいます。
来年の試験状況や採用者数は現段階では未定ですが、国家一般職は倍率、
ボーダーの面から、さらに面接が苦手な方にもお勧めできる試験と
なっています!このように筆記、面接ともに通過率が高い試験は
なかなかないため、公務員試験で最終合格・内定を確実に決めたい!と
考えている方はぜひ専門試験まで学習し、国家一般職の受験を検討して
みてください。
その他面接評価や論文の評価につては割愛していますので詳細を聞きたい
方はぜひ東京アカデミー札幌校までお問合せください。
また、11月には通学講座11月生の開講が控えています!
全日制(11/12開講)・夜間部(11/11開講)ともに現在対面講義にて
実施しています。
個別相談も受け付けていますのでお気軽にお越しください(^-^)