東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用試験対策の担当です。
来年夏を受験される方にまずしていただきたいことは志望自治体の試験を知ることです。そこで、本日から4回で和歌山県の教員採用試験について振り返っていきましょう。
和歌山県の2020年夏実施の教員採用試験の内容をおさらいしておきましょう。
<教職教養>
問題数:教職教養15問 試験時間:40分
出題科目:教育原理5問、教育法規4問、教育心理2問、教育史2問、ご当地問題2問
<一般教養>
問題数:一般教養26問 試験時間:40分
出題科目:国語6問、日本史2問、地理2問、政治1問、経済1問、数学4問、物理1問、化学2問、生物2問、地学1問、英語4問
まず、注目してほしいところは試験時間と問題数です。
2021年度(2020年実施)より和歌山県は大規模な試験変更が行われました。昨年度までは1次試験で一般教養試験を、2次試験で教職教養試験を実施しておりましたが、今年度からは1次試験で両方の試験を実施することになりました。詳細はこちら↓をご確認ください。
教職教養の場合15問を40分で解くので1問あたり2.6分、一般教養の場合26問を40分で解くので1問あたり1.5分で解答しなければなりません。
今年度和歌山県教員採用試験を合格した受験生によると、一般教養はとにかく時間との勝負になる、教職教養は比較的時間に余裕があったとのことでした。
次に注目してほしいところは出題科目です。教職教養においては昨年度から教育法規3問、教育心理2問の出題数が減少しました。また和歌山県の教育施策、発表資料からも2問ずつ出題があり、大きく改訂されたといえます。一般教養においては昨年度から世界史、倫理分野が削除されました。全体の問題数が減少したことにより各科目の出題数も1~2問ずつ減りましたが、上記2科目以外は昨年度同様に出題されています。
今の段階では、教職教養・一般教養において苦手科目を作らずこつこつ勉強していきましょう。オープンセサミ参考書教職教養①②(教育原理・教育史/教育法規・教育心理)、一般教養①②③(人文科学/社会科学/自然科学)を使って知識を蓄積するのがおすすめです。
次回は和歌山県の合否結果に基づいて振り返っていきましょう。
それでは、また次回お会いしましょう。