東京アカデミー東京校
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こんにちは!東京アカデミー横浜校の教員採用試験対策担当です。
だんだん秋めいてきましたね。そろそろ紅葉し始める頃でしょうか。
一番過ごしやすい時期にはなりますので、勉強するには最適ですね!
さて本日から2日間に渡り、神奈川県の教員採用試験の倍率についてお話したいと思います。
前編は、一次試験の倍率について、後編は、二次試験の倍率についてお伝えしていきます!
神奈川エリアの試験において、今夏(2020年夏受験)は教養試験の問題数の変更がありました。
試験の変更は、多くの受験者の方が戸惑われたかと思います。その中でも教養試験の問題数の変更は、問題数が減少したことにより、国語の読解や古文、社会科学に関しての配点が3点に変わりました。
2021年夏受験が今夏受験のような問題数・配点になるかは不明ですので、どの分野もしっかりと対策をとる必要があります。
では、上記試験内容の変更に伴い、筆記試験の基準点や採用倍率がどのように変化したのかを、2018年夏受験~今夏受験の3ヶ年で振り返ってみると…
【筆記試験(一次試験)】
神奈川県の一次試験は、教養試験(教職教養・一般教養)・教科専門試験の各100点満点の中でそれぞれ合格最低点と基準点(各科目30点)があり、この点数は受験区分によっては毎年10~20点変動します。
神奈川県の採用試験の中で毎年倍率が高くなる、中学校・保健体育と養護教諭を例に挙げてみます。※一般選考受験での比較となります。
≪中学校・保健体育≫
|
合格最低点 (満点200点) |
教科専門試験 (基準点30点) |
教養試験 (基準点30点) |
2018年 |
136 |
76 |
52 |
2019年 |
140 |
64 |
58 |
2020年 |
130 |
68 |
49 |
保健体育は、教科専門試験の合格最低点が毎年高く、75%以上をとれるようにしっかりと対策をとる必要があります。また、総得点に関しても、他の校種と比較しても圧倒的に高く、筆記試験の対策をしっかりと行う必要があります。
≪養護教諭≫
|
合格最低点 (満点200点) |
教科専門 (基準点30点) |
教養試験 (基準点30点) |
2018年 |
135 |
63 |
58 |
2019年 |
134 |
68 |
62 |
2020年 |
137 |
64 |
71 |
養護教諭も保健体育と同様に、合格最低点が高い校種です。過去5年を見ても、総得点が130点を下回ることはないため、教科専門試験・教養試験どちらも70%以上の獲得が絶対条件となります。
各校種によって合格基準点は異なりますが、安心して一次試験通過を狙うのであれば、75%以上を取れるよう、しっかり出題傾向を踏まえ学習していくことが必要です。
筆記試験の合格最低点が上記教科より低い校種に関しても、総得点が10~20点変動すること、2021年受験の筆記試験の問題数が変動した場合のことを考え、余裕を持って合格できるよう、対策をとることをお勧めします。
本日は神奈川県の一次試験倍率についてお話しました!明日は後編です!
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