東京アカデミー難波教室
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー難波校の教員採用試験対策の担当です。
前回のブログでは、和歌山県の2021年度(2020年夏実施)の教員採用試験について振り返っていきました。今回は、その中でも教育原理について取り扱われた分野、内容、資料についてお話していきます。
過去3年間の出題数
2020年実施…5問/15問
2019年実施…6問/20問
2018年実施…9問/20問
教育原理に関する過去3年の出題数は、2021年度(2020年実施)の和歌山県教員採用候補者選考試験の変更に伴い減少傾向にあります。出題範囲はいじめ、不登校児童生徒への対応、特別支援教育、学習指導要領が中心になっています。出題頻度の高い資料は生徒指導提要、学習指導要領になります。和歌山県を受験される方はこれらの範囲や資料を必ず確認しておきましょう。
和歌山県の試験の中で近年連続して取り扱われている資料は「平成30年2月23日文部科学省 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」「平成22年3月文部科学省生徒指導提要」「平成31年3月18日文部科学事務次官 学校における働き方改革に関する取組の徹底について」です。特にこの2年で人権教育に変わって教員の働き方改革に問われています。
また、2021年度(2020年実施)より和歌山県教育委員会が発表する資料から2問出題されました。今後もこのような自治体に関する資料は出題される可能性があります。和歌山県のHPも必ずチェックしておきましょう。
<出題された資料>
「和歌山県教育委員会、和歌山県特別支援学校長会 県立特別支援学校のセンター的機能の充実に向けて~『気づき』をつなぎ充実した指導・支援へ~」「2018年度~2022年度和歌山県教育振興基本計画」
次回は、和歌山県の教育法規で出題されやすい分野、内容、取り扱われている資料についてご紹介いたします。
それでは、また次回お会いしましょう。