東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当です。
11月に入り、今年も早いもので残り2ヵ月となりました。
朝晩はかなり冷え込んできましたので風邪などひかないよう体調管理に気を付けながら試験対策を進めていきましょう!
さて、本日は、埼玉県教員採用試験の倍率についてお話させて頂きます。
まず、校種ごとに2018年~2020年実施試験の最終倍率をご紹介します。
小学校 |
中学校 |
高校 |
特別支援 |
養護 |
栄養 |
|
2018年 |
3.1 |
6.2 |
5.5 |
2.7 |
7.2 |
7.3 |
2019年 |
2.6 |
5.3 |
6.5 |
2.7 |
6.9 |
7.3 |
2020年 |
2.5 |
4.2 |
6.9 |
2.8 |
10.5 |
6.8 |
※中学校・高校は全科目の合計です。
表を見て頂くとわかるように中学校は年々全体の倍率が下がり、逆に高校は年々上がっています。
養護教諭に関しては、2019年6.9倍→2020年10.5倍と大幅に上がりました。
これらの倍率の変動の要因の1つに、「採用人数」の増減が影響していると考えられます。
《採用人数の推移》
中学校 |
高校 |
養護 |
|
2018年 |
340人 |
320人 |
45人 |
2019年 |
370人 |
240人 |
45人 |
2020年 |
430人 |
200人 |
30人 |
上記表の通り、中学校は年々採用人数が増えている一方、高校は年々減っています。
養護教諭は、2018年、2019年と45人採用だったところ、2020年は30人に減ってしまったことが10.6倍という高い倍率につながったと考えられます。
そのため、例年3月中旬以降に公表される募集要項では、採用見込人数を注目してみるとよいでしょう。
また、小学校については2020年夏試験の倍率は2.5倍でした。
他の校種と比較すると低めの倍率となりますが、決して簡単な試験とは言えません。
2020年夏試験は、1,872人の方が1次試験を受験し、そのうち最終合格された方が744人でした。
逆を言えば、1,128人の方が不合格という結果で、合格者数より不合格者の方が384人も多いという状況でした。
そのため、倍率があまり高くない場合でも必ずしも「簡単な試験」とは言い切れないので注意が必要です。
各校種・各科目の倍率は以下からご確認ください。
⇒令和2年度実施(令和3年度採用)の埼玉県公立学校教員採用選考試験の結果
次に、倍率から考える埼玉県の筆記試験合格の目安をお伝えします。
埼玉県は教養試験と専門試験、それぞれ配点が100点のため、合計200点として、おおよその合格点の目安は以下の通りになります。
そのため、例えば2020年夏試験の最終倍率が…
上記点数が合格の目安ということになります。
受験年度の状況や校種・科目の特性によって異なる場合もありますが、1つの目安として、ご自身の志望校種・科目の倍率と照らし合わせて、この上記点数獲得を目指して学習しましょう。
《合格目安の点数(100点)を獲得するためのポイント》
これらのポイントを踏まえ、広範囲が出題される埼玉県の試験を合格するためには、早期からの対策が必要になります。
「大学や仕事が忙しくてまだ始められていない…」という方は、なるべく早めに対策に取り掛かることをお勧めします。
以上、本日は埼玉県試験の倍率についてお話ししました。
校種・科目によって倍率が比較的低い科目、高い科目はそれぞれありますが、
「試験に向けてどのように対策をしていくか」を考えて、2021年夏試験合格に向けて頑張っていきましょう!
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