東京アカデミー広島校
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今年度の教員採用試験は、全国で試験の変更や一部中止が相次ぎました。
変更が知らされる度に勉強の仕方を変えたりとあたふたされたのではないでしょうか。
何はともあれ、合格されました方は、4月からの新赴任先で児童生徒のために日々“自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂行に努めてください”…もう試験勉強は必要ないですね(笑)
さて、これから教員採用試験の受験を考えられている方、採用試験合格発表後の試験結果を見られたことはありますか?
教育委員会のホームページ内の「教員採用試験採用結果」などに「倍率」「競争倍率」など(以下「倍率」と言います)と書かれた数字があります。
倍率とは、受験者数を合格者数で割った数字を言います。
受験者数が1,000人、合格者数が250人ですと、倍率は1,000÷250=4.0倍
受験者数が1,000人、合格者数が400人ですと、倍率は1,000÷400=2.5倍
従いまして、倍率が低い方が合格しやすい、ということが言えます。
近年の教員採用試験は倍率が低くなって合格しやすい、などと言われますが、
倍率2.5倍でも、上記の例で言いますと、合格者400人に対して不合格者600人いるわけです。
要するに合格者数より不合格者数の方が多いわけです。
倍率2.0倍で合格者数と不合格者数が同じとなり、倍率2.0倍未満ですと、合格者数の方が不合格者数よりも多い計算になります。
志望する校種、教科の倍率を見て頂いて、合格しやすくなったといえども倍率が2.0倍以上であれば、合格者数よりも不合格者数の方が多いと認識していただいて、計画的に学習していただくことをおすすめいたします。
まずは、ご自身の弱点(理解できていない分野)を確認しましょう!
確認は教養のみの模擬試験『スタート模試』をお勧めします!(web申込受付締切:11月13日)
会場実施日:11月15日