東京アカデミー立川教室
ブログ
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験対策の担当です。
一昨日のブログ
https://www.tokyo-ac.jp/blog/113500/
にて、
拙者の考える「模試を受験する目的」は以下の3点かと思います。
①座る練習
②問題を短時間で解く時間配分の練習
③試験中にトイレに行く練習
とご紹介させていただきました。
本日は
②問題を短時間で解く時間配分の練習
についてご紹介させていただきます。
特に一般教養の課される自治体では、時間との戦いが余儀なくされます。
2020夏、2021夏試験の神奈川県教養試験は60分で39問解答する必要があり、1問当たり1分32秒しかかけられません(※2019年夏試験は60分で50問ですので1問当たり1分12秒しかかけられません)。
1分半あれば楽勝!と思われがちですが、英語長文・数学(算数)・理科の計算問題、は1問当たり1分32秒で解答を導き出すことは不可能で、およそ3~4分かかります。
2020夏試験の神奈川県教養試験では英語長文1問、数学(算数)4問、理科(物理)の計算問題1問、合計6問、
2021夏試験の神奈川県教養試験では英語長文1問、数学(算数)4問、理科(物理と化学)の計算問題各1問、合計7問、
出題がありましたので、この6問や7問に1問当たり3分30秒かけると合計21分、24分30秒要します。
そうしますと残りの32~33問にかけられる時間は35~39分しかなく。1問当たり約1分10秒しかかけられません。
1分10秒で問題文と、4~5つの選択肢を読んで、解答導き出すのは至難の業かと思われます。
※神奈川県の教養試験は平易と言われますが、校種、教科により合格最低点は高いです。
1問当たり3分以上要する問題を全て「捨て問題」とするのはかなり危険な戦略かと思われますので、おススメしません。
(続く)
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