東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
香川県教員採用試験合格に向けて、ムリムダの無い対策を進めるためのコツを特集としてお伝えしていきます。
今回は、2021年夏の教員採用試験において、重要な教育データの一つである『IEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)』について、基礎知識をまとめたいと思います。データ分析は結果発表予定の2020年12月に行いたいと思います。
『OECD生徒の学習到達度調査(PISA)』(以下、PISAと省略)と並んで、国際的な学習到達度の調査として、日本も参加し有名であるのが、『IEA国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)』(以下、TIMSSと省略)です。
学校で習ったことの「到達度」を国際的に比較されるTIMSSは、教員採用試験において調査内容からその結果に至るまで、筆記試験だけでなく集団討論や論作文のテーマとしても出題される重要な調査です。
【過去の出題パターン】
①調査主体となっている機関について ②TIMSSが何の略であるか ③調査対象の学年について ④主な調査内容は何か ⑤参加国数について ⑥調査結果から判明したこと(集団討論や論作文は、この結果から判明した課題についてどのように取り組むかについて、出題されている) ⑦PISAとの違いについて
TIMSSは直近で2019年調査実施⇒2020年結果発表です。また、日本は2019年調査において、筆記型の国際調査だけでなく、コンピュータ使用型と筆記型での国内調査について独自に取り組んでいます。
過去最大規模となったTIMSS 2019について、まずは基礎知識を身に付けておきましょう。