東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー京都校の教員採用担当です。
滋賀県教育委員会は2019年度から「読み解く力」育成に重点を置いた授業づくりを県内の小中学校で進めています。全国学力・学習状況調査で全国平均を下回る状況が続いてきたことを踏まえ、子どもたちが必要な情報を取り出して比較・整理し、疑問を解決しながら知識を再構築する力を育む取り組みです。NIE(教育に新聞を)の活用や、子ども同士の話し合いなど、学校現場では様々な工夫が続いています。
例えば、ヘルマン・ヘッセの短編小説「少年の日の思い出」を主人公の「僕」以外の登場人物の視点で表現するアナザーストーリー作りに向けて、生徒たちが班で議論する。登場人物たちが発した言葉、取った態度のわけはなぜなのか、各自が気付いた表現のディテールを手掛かりに考えを話し合い、お互いの解釈や根拠の違いに注目して気づいたことを書き留めるなど。県内では、国語だけではなく、算数・数学、理科、社会、英語など様々な教科でこういった取り組みが進められています。
実際、2020年夏の試験でも「読み解く力の育成」に関する問題が出題されています。今後も要チェックの内容なので、しっかり確認していきましょう!
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