東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
教員採用試験合格に向けて、ムリムダの無い対策を進めるためのコツを特集としてお伝えしていきます。
今回は、特別支援教育についておさえておくべき3つのポイントについてまとめたいと思います。
特別支援教育についておさえておくべき3つのポイント、それは
①特別支援教育の現状⇒インクルーシブ教育システム
②教師に求められる専門性⇒障害の特性と教育技法
③特別支援教育の仕組み⇒法規、答申、通知など
です。
①については、従来行われてきた「特殊教育」を見直し、すべての子どもが個別のニーズを抱えていると捉え、それぞれの特殊性に対応した「包括教育=インクルーシブ教育」を行うことを理念としいてることをおさえましょう。
②については、「特別支援学級」において50%以上を占めるのが「発達障害」であることを踏まえ、発達障害の定義と特性を理解し、教育を行う技術と支援体制を学ぶことが大切です。
③については、筆記試験において頻出である、「障害者基本法」「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」「発達障害者支援法」の法規と、「特別支援教育の推進について(2007年通知 文部科学省)」「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(2012年報告 中央教育審議会)」の資料をしっかりみておきましょう。
『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(中間まとめ)』(2020年 中央教育審議会)でも「新時代の特別支援教育の在り方について」がまとめられ、今後の方向性が新たに示されようとしています。
全ての教師に、特別支援教育に関する専門性が求められる時代ですので、主体的に取り組むよう心掛けていきましょう。