東京アカデミー広島校
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こんにちは、東京アカデミー広島校の入江です。
本日は、教養試験科目の「英語」の対策方法についてお話します。
国家一般職では40点中5点、広島県・広島市でも45点中5点と比較的まとまった点数が配されています。
大卒程度の試験であっても、問題レベルは高校レベルから逸脱するものはありません。
ただ絶対的な狙い目かと言われればそうでもなく、得手不得手がかなりはっきり分かれる科目なので、英語が苦手な人にとっては距離を置きたい割にしっかり配点されている厄介な科目ともいえます。
得意な人は思うさま得点して欲しいところですが、問題は英語が苦手な人です。
高校時代の義務教育でこなした英語の知識が抜けている方、そもそも学生時代から苦手意識を抱え続けている方でも、全く無視できる配点ではありません。
かといって単語やイディオムを一から百までやり直すような余裕はありません。他の科目の対策もありますから絶対的に時間が不足する可能性が高いです。
無視できず、かといってまともに付き合ってもいられない、そういったジレンマに陥りがちな科目です。
このジレンマに陥った人には、方針の転換が必要です。
公務員試験の英語の問題には、しばしば法則的に除外出来る選択肢が登場します。
例えば、環境問題に関する問題で、それに関わる選択肢文が5つ並んでいる時、そのうちの一つに「車から排出される排気ガスには地球の温暖化を食い止める効果がある」という、現実的に考えてあり得ない選択肢が出てくることがあるのです。これを正解の選択肢として選ぶ人はいないでしょう。
公務員試験は五肢択一式の問題です。全くできない問題でも1/5の確率で正答出来ます。
そこで、どの選択肢が正解か分からなくても「これは違う選択肢だ」と一つ除外出来れば確率は1/4に、もう一つ除外出来れば1/3に出来ます。
1/5で正解する問題を5回繰り返せば1点得点出来る可能性が最も高いですが、1/3で正解する問題を5回繰り返すと2~3点得点出来る可能性が最も高いと言えます。
何が言いたいかというと、法則的に除外出来る選択肢を知り、それをかぎ分けるだけの英文の能力があれば、精読する能力を必要とせず勝負の土俵に立てるということです。
こうした法則的な知識は、予備校で得られる知識として価値あるものだと言えます。
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