東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミー札幌校の手島です。
今日は民法のうち最重要分野である「債権総論」について
お話していきたいと思います。
民法改正で一躍知名度を上げた「債権」の分野ですが、
公務員試験においては、この債権の分野からの出題が
非常に多いです。これが他の法律系の資格試験と公務員試験の
違いの一つになります。
つまり、公務員試験に合格しようとすると、「債権」を
疎かにすることはできないということです。
1.イメージをつかみながら理解に結び付ける
「債権総論」の学習を始めると、「弁済」や「特定」など
民法特有の用語がたくさん出てきます。
例えば「弁済」なら「借りたお金を返すってことかな?」という
イメージが浮かびやすいですが、後者の「特定」については
すぐにイメージが出てこないという方が多いのではないでしょうか。
こういう慣れない用語のイメージを自分がわかりやすいように
捉え直すことがまずは重要です。
2.他分野の知識とリンクさせる
先日の「物権」のときと同様に、「債権総論」についても
他分野の知識とリンクさせて学習を進める必要があります。
特に「民法総則」と絡めて出題されるケースが多いです。
複数の分野の知識を総動員しないと解答できないタイプの問題が
出題されるのは、憲法・行政法にはない民法の特徴になりますので
注意しましょう。
勉強を始める際のヒントにしてみてください!