東京アカデミー京都校
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みなさん、こんばんは。
東京アカデミー京都校の教員採用担当です。
全国の児童相談所が2019年度に児童虐待として対応した全体の件数が、19万3780件(速報値、前年度比21.2%増)に上ったことが、18日、厚生労働省のまとめでわかりました。1990年度の統計開始以来29年連続で最多を更新しました。前年度からの増加数も3万3492件で過去最多。都道府県別では、京都が4282件(同17%増)。滋賀が1856件(同13%増)でした。
厚労省によると、身体、ネグレクト(育児放棄)、性的、心理的の虐待4類型のうち、最多は心理的虐待で10万9118件となり、全体の56.3%ということです。児童虐待は、我が国が抱える人権課題の1つです。学校の教員は日々、児童生徒と接していることから、その変化をとらえやすい立場にいると言えます。また、児童虐待の防止に関する法律第5条に記載している通り、児童虐待の早期発見の努力義務が教員にはあります。
一人一人の教員の気付きで、一人でも多くの子どもたちが救われる世の中になることを願うばかりです。
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