東京アカデミー広島校
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こんにちは、東京アカデミー広島校の入江です。
今日は、人文科学・自然科学の学習方針についてお話します。
人文科学というとつまりは日本史・世界史・地理・思想のこと、自然科学は物理・化学・生物・地学・数学のことを指します。
これらの科目は公務員試験でも若干微妙な立ち位置にあるので、実際の試験での配点も含めて解説します。
国家一般職における人文科学の配点は40点中4点、広島市では45点中9点(但し選択制なので避けられないわけではない)、広島市における自然科学の配点は40点中3点、広島市では45点中9点(人文科学同様選択制なので避けられないわけではない)。
率直な話、双方ともに科目としての重要度が高いわけではありません。範囲も長大です。センター試験を思い浮かべると分かりやすいですが、大学受験時にまとまった時間を使って対策するセンター試験でも日本史、世界史、地理は科目選択式です。その範囲から一つまみずつ出題されるのですから効率的な科目とは程遠いと言えるでしょう。
しかし、あれもこれも切り捨てていたら合格するものも合格できません。
双方とも、範囲は広いものの、問題の難易度は低いものを問われがちな科目でもあります。
(例えば日本史なら「日清戦争のあらまし」だったり、物理なら「ものを持ち上げる時に滑車を使えば力は半分で良い、ただし距離は2倍」といった、基礎で答えられる問題も実際に出題されています)
こういった易問は、学生時代の記憶が生き残っている人は無勉強でも解ける問題でもあります。元々これらの科目を苦手として避け続けた人は、ここで取り損なうとかなり損です。数的の難問を時間をかけてマスターして取った1点も、10分教科書に目を通した歴史の問題が出て取った1点も変わりませんから。
よって、これらの科目について掲げるべき方針は、「数的判断である程度スコアを取れるようになったら手を付ける」。このくらいのイメージが妥当です。されに言えば、手を付ける時期が遅れても構いません。何せ暗記科目ですから付けた知識は新しい方が試験受験時に再生できる可能性は高まります。
ただ、こうして開き直っても範囲が広いという課題は解決しません。東京アカデミーでは、頻出範囲に絞って効率的な対策が出来ます。
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