東京アカデミー青森校
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こんにちは。東京アカデミーの佐井です。
2020年10月に「令和元年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が発表されました。
注目したいのが、「ICT活用指導力の状況の各項目に関する研修を受講した教員の割合」です。
青森県は以下の数値となっています。
平成29年度22.7%(全国平均45.2%、都道府県別順位45位)
平成30年度18.3%(全国平均47.1%、都道府県別順位47位最下位)
令和元年度35.1%(全国平均50.1%、都道府県別順位42位)
令和元年は、全国最下位だった前年度の18.3%より16.8ポイントと大きく上昇しています。
また、順位も上がってはいますが、全国平均の50.1%と比べるとまだ下位に位置しているため、青森県ではこれからますます力を入れて取り組むものと思われます。
(参考)令和元年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果:文部科学省 (mext.go.jp)
学習指導要領では、
・「情報活用能力」を学習の基盤となる資質・能力と位置付け、教科等横断的にその育成を図る。
・その育成のために必要なICT環境を整え,それらを適切に活用した学習活動の充実を図る。
こととしており,情報教育や教科等の指導におけるICT活用など,教育の情報化に関わる内容の一層の充実が図られています。
これを踏まえ、「教育の情報化に関する手引(令和元年12月)」が作成され、学習指導要領の下で教育の情報化が一層進展するよう、学校・教育委員会が実際に取組を行う際の参考としています。
「わかる授業」の実現や情報モラル教育の充実、プログラミング教育の推進のためには,教員がICT活用指導力の向上の必要性を理解することが必要とされていますので、是非参考にしてください。