東京アカデミー札幌校
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こんにちは。東京アカデミー札幌校の手島です。
今日は公務員試験の専門科目のうち「経済原論」
についてお話したいと思います。
「経済原論」とは
「ミクロ経済(市場経済の中での個人の行動)」と「マクロ経済(国家レベルでの経済の動き)」
を合わせた総称のことを「経済原論」と呼んでいます。
札幌市(地方上級)、国家一般職ともに出題され、法律3法(憲法・行政法・民法)
と並んで合否を分ける科目になります。
また、得意不得意がはっきりしやすいという特徴もあります。
必要に応じて高校数学の知識を使うという点が影響しているかもしれませんね。
どう対策するか
「ミクロ経済」から学習するのが最適です。この科目を通して経済学ならではの
理論に慣れましょう。
例えば、予算制約を考える場合には「1か月の給料をXという商品かYという商品にすべて使う」
という日常の感覚ではあり得ない視点に立つ必要があります。
また、「効用最大化(満足度をMAXにするにはどうしたらよいかという問題)」を考える際に
どうして微分法を使うのか(専門的には一階の条件といいます)を理解しなければなりません。
一見すればややこしい印象もありますが、慣れてしまえばこのあたりは得点源になります。
「ミクロ経済」の理解度を上げることは「マクロ経済」や「財政学」の理解に必ず活きて
くるので、辛抱強く学習しましょう。