第107回保健師国家試験、第104回助産師国家試験及び第110回看護師国家試験の方針について

みなさん、こんにちは。東京アカデミー静岡校の伊藤です。

11/20に医道審議会（保健師助産師看護師分科会）が開催され、令和３年保健師助産師看護師国家試験の実施方法が決定したようです。コロナ禍での試験の実施方針が報告書とともに公表されていますので、令和3年2月に各国家試験の受験を予定されている方はぜひこちらご確認ください。

緊急事態宣言が発令されている場合であっても、不要不急には該当しないことから、試験を実施する。

感染が拡大し緊急事態宣言が発令されたとしても、国家試験は予定通りに実施することが明言されています。受験生のみなさんは、感染しないように細心の注意を図りながら学力向上に努めなければなりません。その他、かなり具体的な実施方法が明記されています。

◇受験者間の間隔を１ｍ以上確保する。

◇会場入口（原則施設外）にてサーモグラフィカメラによる検温を実施し、３７．５度以上の者は再度接触型体温計により検温し、３７.５度以上あった場合は、迅速抗原検査を実施。陽性反応が出た場合は、オンラインで医師が診察を行い、新型コロナウイルス感染症の診断がされた場合は受験を認めない。それ以外の場合は、別室で受験させる。

※３７.５度以上の発熱がない場合においても、咳等の症状を認めた受験者は同様の取扱とする。

◇濃厚接触者であっても、試験当日に無症状である等の条件を満たせば、別室での受験を認める。

※濃厚接触者は過去２週間以内に、政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域等から日本に入国した者を含む。

◇試験当日の体調不良等により受験できなかった者については、これまでと同様に追加試験は行わない。

◇試験当日に、新型コロナウイルス感染症の診断がされていることを理由に、受験ができなかった受験者については、試験日前後２週間における診断書等の提出により確認のうえ、受験手数料を返還する。

試験当日は寒い中入室までに相当時間が掛かりそうですね。発熱がなくても風邪で咳をしている場合も検査対象になるようですから、すこぶる元気な状態で試験日を迎えたいところですね。

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今後どんな状況になろうとも、新型コロナが原因で国家試験が延期、中止されることはありません。残された日々を有意義に過ごし、合格を目指しましょう！