東京アカデミー町田教室
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こんにちは、東京アカデミー公務員科担当です。
今日は判断推理の出題傾向についてご紹介します!
判断推理は、公務員試験独特の科目です。例えば、暗号の解読を行ったり、与えられた条件文から建物の位置や座席順を推理して特定したり、複数人物の発言・証言から犯人を探し出したり、三段論法やド・モルガンの法則、待遇を用いて真偽を確かなものにするといった、さまざまな問題があります。
それではさっそく、教養試験(基礎能力試験)における判断推理の出題数をみてみましょう!
2019年度の主要な3つの試験における判断推理(課題処理)の出題数を以下に並べると、
国家一般職(高卒)が5題(全40題中)、
地方公務員(全国パターン9月第4週実施)が4題(全50題中)
※2017・2018年は5題の出題でした。
警視庁警察官Ⅲ類が6題(全50題中)
となっています。
どの試験にも4~6題程度出題されているため、以前ご紹介した『数的推理』と同様に、出題数の最も多い科目のひとつとして挙げられます。
得点源にできるようにしたい科目ですね。
では次に、各試験で4~6題出題される判断推理のうちどんな分野が出題されているのかを見ていきましょう。
試験によって若干傾向は異なりますが、「順序関係」、「対応関係」、「位置関係」、「論理」が頻出分野として挙げられます。
国家一般職・地方公務員(9月第4週実施)・警視庁警察官の2017~2019年の3年分データでみていきましょう。
【国家一般職】
順序関係:毎年1題出題
対応関係:毎年1題出題
位置関係:毎年1題出題
論理:毎年1題出題
上記にプラスして2017年は手順、2018年は集合、2019年は試合に関する出題がありました。
【地方公務員(9月第4週実施)】
順序関係:18・19年1題出題
対応関係:毎年1題出題
位置関係:毎年1題出題
論理:18年1題出題
上記にプラスして2017年は試合と証言、2018年は手順、2019年は証言に関する出題がありました。
【警察庁警察官】
順序関係:17年2題、18年1題出題
対応関係:18年1題、19年2題出題
位置関係:17年1題、18年2題出題
論理:出題なし
上記にプラスして2017年は集合と手順、2018年は数量と手順、2019年は試合と証言、数量、手順に関する出題がありました。
試験によって多少のばらつきがありますので、勉強の際は出題傾向を確認しましょう。
来週は、判断推理の勉強方法についてご紹介いたします。
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