東京アカデミー立川教室
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こんにちは。
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー立川校の教員採用試験対策担当の弓削です。
本日のブログでは、文部科学省の「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する解説動画」をご紹介します。
近年では教育現場でのICT活用など教育の情報化について一層の充実が図られています。
ICTを活用することで、以前よりも子どもたちの五感を刺激する教育が行えるので、より理解しやすい授業が期待されたり、指導のバリエーションが増えることと思います。
バリエーションが増えれば飽きさせない授業が行えるので、先生にも児童・生徒にも良いことかと思いますが、教える立場の先生は新しいことに取り組むことになりますからそれなりの負担もあるでしょう。
その点では、文部科学省も関係資料を出すなどして先生方のサポートをしようとしています。
例えば、「各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する解説動画」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00941.html)
というものを文部科学省のホームページに掲載しています。
国語、算数などの主要な教科から体育、音楽のような実技科目についてもICTの活用例が動画で紹介されています。
少々お堅い印象もありますが、各科目20~30分くらいの動画なので、教員採用試験受験生も、覗いてみると面白いかもしれません。
試験対策の視点ですと、例えば、東京都の二次面接で単元指導計画を作成しますが、タブレット学習を盛り込んだ授業計画を立てる場合などに活用できるのではないかと思います。
また、東京都は12/10に来年度からの都の教育施策の方針=「東京都教育施策大綱」の骨子案をまとめましたが、その中でもICTを活用して子どもたちの力を最大限に伸ばすことが重要としています。
この「東京都教育施策大綱」ですが、現行版が発表されたのが2017年1月で、その年の一次教養試験で出題されています。新しい「東京都教育施策大綱」は来年3月までに公表予定とのことですので、東京都を受験される方は確認しておきましょう。
ちなみに、単元指導計画を作成する際は面接官からの質問を想定して作成します。
ICTを活用すると記載するなら、具体的な活用の場面やその意義・学習上の効果などは答えられるように準備しておくことが大切です。自身の評価を高めるポイントになります。
今後も、文部科学省の方針もありますので、情報化の波は避けて通れません。まずは様々な実践例を知ったり、自分で利用してみて身近なものにして効果を実感すると良いのではないでしょうか。
体験したことは試験で使える「原石」です。本番でアウトプットできるように磨きをかけましょう。
さて、東京アカデミー立川校では2021年夏受験対策講座として、「ラーニング・コモンズを利用して学ぶ 東京都対応 論文・面接試験対策講座」を2021年1月31日(日)から開講します。
タブレットを利用した調べ学習なども講座内で取り入れ、アクティブ・ラーニングを体験しながら教員採用試験の対策を行う新しい講座となる予定です。
また、講座内では、グループ・ディスカッションなど受講生間でコミュニケーションをとる機会を設け、自身の教育観を磨きます。
最終的には、個人で作成した単元指導計画をもとにした質疑応答や講師とマンツーマンで行う個人面接練習、集団面接の実践練習を行って本試験に備えます。
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