【教員採用】日本型学校教育について

2021年最初のテーマは、「日本型学校教育」についてです。

昨年12月25日(金)に行われた第126回中央教育審議会で議題とされていました、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して（答申素案）について』で、タイトルにもある「日本型学校教育」についてその概要をまとめると

・教師が、学習指導だけでなく、生徒指導(生活指導)などといった面でも教育を行う。
・様々な場面を通して、総合的に状況を把握し、指導を行い、知･徳･体を一体で育む。
・全ての子供たちに一定水準の教育を保障している。
・学力だけでなく、国際的に比較して、道徳心の高さなどに成果として表れ、平等性、全人教育という面について諸外国から高く評価されている。

といったことが、日本型学校教育であると言えます。

一方で、
・学習意欲が低下している。
・いじめなどの児童生徒の問題行動、不登校といった問題が増加している。
・教師の多忙化が問題となっている。

という課題も抱えています。

『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して（答申素案）について』では、日本型学校教育のよさを持続しながら、Society(ソサエティー)5.0と呼ばれる新たな時代に対して、具体的に目指すべき学校の在り方を示しています。まずは日本型学校教育についてまとめ、今後の目指すべき学校の在り方を主体的に捉えていくようにしましょう。

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