東京アカデミー横浜校
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こんにちは!東京アカデミー横浜校 教員採用試験対策担当の星です。
冬本番となりましたが、いかがお過ごしですか?
異常な雪の降り方や、12月とは思えない寒さに、怯えているのは私だけでしょうか…
春が待ち遠しいです!少しずつ春に向かっているとプラスに考えて、今年の冬も乗り越えましょう!
さて、本日は、特別選考枠で受験される方向けの講座についてのご案内です。
特別選考枠とは、各自治体において、特別な技術・技能や資格を持っている方、あるいは臨時的任用職員として、教育現場で一定期間働いていらっしゃる方、民間企業にて働いている方(教員免許を所持し、一定期間働いている)等が要件を満たしていれば受験できる選考枠となります。
神奈川県では、教養試験の免除や専門試験の免除、横浜市であれば、教養・専門試験の代わりに指導案が一次試験で課せられます。
神奈川エリアの教養試験は、教職教養より一般教養の出題数が6割を占めています。そのため、一般教養を苦手とされる方にとっては、苦手科目を勉強する時間を割くことができ、それぞれの課される試験に費やすことが出来るため、特別選考枠の受験はお勧めです!
また、筆記試験の免除があるということと同時に、自治体にもよりますが、神奈川県では、一般選考で受験された方より特別選考区分で受験された方の合格倍率の方が低いのが特徴です。
【神奈川県 区分別合格者倍率】2020年夏受験 ※詳細は神奈川県教育委員会ホームページにてご確認ください。
校種 |
一般選考区分 |
特別選考区分 |
||||
一次試験受験者 |
最終合格者 |
倍率 |
一次試験受験者 |
最終合格者 |
倍率 |
|
小学校全科 |
392 |
116 |
3.37 |
599 |
184 |
3.25 |
中学保健体育 |
117 |
5 |
23.4 |
138 |
29 |
4.75 |
中学社会 |
116 |
10 |
11.6 |
103 |
19 |
5.4 |
ただし、一部筆記試験が免除になる、一般選考で受験するより合格倍率が低いからといって、受かりやすいという考え方は要注意です!
筆記試験が免除となったとしても、教職教養の内容を勉強は必須です。
神奈川県は、個々の過去の経験だけでなく、インクルーシブ教育やいじめ、不祥事についての内容を面接にて質問されることがあり、横浜市は今年、コロナ禍の中での生徒の接し方に関して、面接の中で質問されました。
教員採用試験において、教育原理・法規の内容についての知識はあるのが前提ですので、教員として必要な知識はしっかりと押さえた上で、特別選考枠で受験されることをお勧めします。
それに加えて、倍率が低い=合格しやすいというのも危険です!
特別選考枠で受験される方の多くは、現在学校現場で働いている方が大半です。
専門的知識が豊富で、現場を熟知している受験者の中から合格を勝ち取るためには、面接・模擬授業・集団協議など試験の最新の傾向を押さえ、ある程度の対策を取ることは必要不可欠です。
時折、横浜校の個別相談において、一般選考と特別選考のどちらで受験するのが良いのかと迷われる方がいらっしゃいます。その際は、どの程度採用試験の勉強に時間を割くことが出来るのか、今までの受験経歴、面接の得点などを聞いた上で、それぞれの受験区分のメリットデメリットをお話させていただいております。
お話をすると、時間を有効活用し、人物試験の対策に時間を費やしたいと考える方が多いため、特別選考枠にての受験をご選択されます。
限られた時間の中で、面接や模擬授業の対策だけでなく、時事や学習指導要領のポイントを押さえる講座として、ぜひ横浜校の「特例受験対策コース」の受講してみてはいかがでしょうか?
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