東京アカデミー岡山校
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こんにちは。東京アカデミー岡山校の公務員担当です。
今回は国家公務員一般職を目指す方必見!経済産業省のお仕事に関する情報をご紹介します。
経済産業省では日本国内の社会問題を下記の3つの観点から解決していきます。
①産業政策…成長戦略、規制改革、新産業育成、中小・ベンチャー企業支援など
②通商・貿易…EPA、TPP、インフラ輸出、新興国戦略、ルール形成戦略など
③資源・エネルギー…電力自由化、新エネ・省エネ、原発、資源外交など
①産業政策
・日本経済及び産業構造のあるべき姿を中長期的な視点から検討し、その実現に向けた“経済産業政策”全体を示す役割を担っています。税制・産業金融・財政投融資・規制改革などの産業構造を通じて我が国の産業競争力強化を図るとともに、人口問題や人材・雇用・教育などに及ぶ経済構造の改革を推進しています。
・中小企業の自主的な努力を支えるため、経営の革新及び創業の促進、経営基盤の強化に資する政策を企画・立案・実施。海外展開や新分野への進出の支援、経済的な変化への対応など、中小企業が日本経済全体を成長させる存在になるよう支援しています。
②通商・貿易
・日本を取り巻く国際政治経済の情勢を踏まえて、対外経済政策に関する総合戦略を企画立案するとともに、多国間・地域間・2国間の国際的な枠組みを活用し、円滑な対外経済関係を推進するための交渉などを行っています。
・貿易投資や経済協力を通じて、日本の優れた技術を海外へ発信し、世界から信頼される存在となるために、新興国や開発途上国の発展の支援、日本のインフラ・システム輸出、また、大量破壊兵器の不拡散、野生 動物の保護などの国際約束を遵守するための貿易管理を行っています。
③資源・エネルギー
・民間の研究開発を支援し、その活力を日本全体の富に還元するための支援と環境作りを行っています。また、日本企業が開発した技術を世界の「標準」にしていく取組、 地球環境と経済が両立する社会の構築も目指しています。
・我が国のものづくり産業の強みや課題を把握・分析し、グローバル競争力の強化を図るとともに、ロボットや自動車などの個別産業の強みを活かした我が国の社会問題解決に向けた政策を企画・立案・実施することで、我が国製造業の付加価値を高めています。
・情報産業、クリエイティブ産業、ヘルスケア産業及びサービス産業の強みや課題を把握・分析し、その競争力強化 に向けた政策や個別課題解決のための政策を企画・立案・実施。また、電力・ガスインフラや石油コンビナート等における事故、サイバー攻撃の防止・事態収束等にも取り組んでいます。
・石油やガスなどの資源に乏しい日本で、エネルギーを安定供給することを目的としています。また、原発事故後のエネルギー政策の見直しや、戦略的な資源外交、新たな国内資源開発の推進、地球温暖化対策にも配慮したエネルギー計画の策定などの難しい課題に取り組んでいます。
以上のように経済産業省では産業発展のためのグローバルな政策に携われる職種といえます。また新型コロナウイルス感染症拡大が国内外では健康面だけでなく、経済に猛烈なダメージを与え続けています。「今こそ経済発展に貢献したい!」という方、経済産業省を志望してみてはいかがでしょうか。