東京アカデミー立川教室
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こんにちは。東京アカデミー立川校の福島です。
昨日の1問の解答解説です。
問題は
24個のコインがある。これらは同じ形、大きさをしており、見た目では区別をつけられないが、1個だけ他と比べて軽い偽コインが紛れ込んでいる。いま、上皿天びんを使い、その重さの違う1個を見つけ出したい。上皿天びんを最低何回使えばよいか。ただし、偶然わかった場合は最低回数にしないものとする。
1 2回
2 3回
3 4回
4 5回
5 6回
というものでした。
何も勉強したことがない人は、上皿天びんということで、皿が2枚あるわけですから、24個のコインを12個と12個の2つに分けて、軽い方に偽コインがあると分かる、
次は軽かった方の12枚を、6枚と6枚に分けて、天びんに乗せて軽い6枚に偽コインがあると分かる、
さらに軽かった方の6枚を、3枚と3枚に分けて、天びんに乗せて、軽い3枚に偽コインがあると分かる、
最後は3枚のうち、1枚と1枚を天びんに乗せて、もし同じ重さなら、載せなかった1枚が偽コイン、
天びんに乗せたうちの1枚が軽ければその1枚が偽コインだと分かるの、で
選択3の4回と解答する人が多いのです・・・。
しかし、最後の3枚は2つに分けられなかったですよネ。でも、解答を導き出すことができました。
これを応用して、24個のコインを、8枚と8枚と8枚の3つに1回目で分けます。もし、天びんが同じになれば、乗せなかった8枚の中に偽コインがあると分かります。もし、比べた2グループのうち軽い方がでてくればその8枚の中に偽コインがあると分かりますので、一気に8枚まで絞り込むことができます。
次は、8枚を3枚と3枚と2枚に分けて、3枚同士を比べます。もし同じ重さだったら、2枚の中に偽コインがあると分かります。もし、3枚同士のうち片一方が軽ければ、その軽い3枚の中に偽コインがあると分かります。
最後は2枚であれば比べればよいですし、
3枚の中に偽コインがあるのでしたら、1枚と1枚を天びんに乗せて、もし同じ重さなら、載せなかった1枚が偽コイン、
天びんに乗せたうちの1枚が軽ければその1枚が偽コインだと分かります。
したがって、正解は、肢2なんですネ。
予備校だと、次の公式を学びますので、一発で解答を導き出すことができます。
N個のうち1個だけ軽い(重い)ものが含まれているとき、この1個を上皿天秤を使って確実に見つけ出すための最小回数は
3n-1< N ≦ 3n
ならば n回である。
いかがでしたか?
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