東京アカデミー高松校
ブログ
こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。
このブログでは、過去のその日にあった出来事や記念日、季節感などをもとに、教育の内容と結び付けて掲載することが多くあります。本日1月22日は、子どもたちが大好きなカレーの日で、カレーを給食のメニューとしている自治体もあります。
次の文章は、全日本カレー工業協同組合のHP(クリックでHPへ移動します)に掲載されている内容から引用しました。
《学校給食とカレー》
○日本にカレー粉を伝えたのはイギリス人で、19世紀中ごろと言われる。
○学校で始めて出されたのは1873年陸軍幼年学校で、土曜日はカレーとされた。
○1876年には、札幌農学校でのクラーク博士によるライスカレーの勧め(日本の食事は栄養が取れないが、「らいすかれい」なら良いと1日おきに献立に)でカレーが給食となった。
○カレーは栄養面で優れた食べ物であることから、軍隊食に採用され、除隊後、調理法を家に持ち帰ったことが全国的普及につながったとされる。
○1982年、(公社)全国学校栄養士協議会が1月22日の給食メニューをカレーにすることに決め、全国の小中学校で一斉にカレーが出されたことで、1月22日は『カレーの日』とされるようになった。
○カレーは多くの食材を取り入れることができ、一皿で「ごはん(主食)」、「野菜(副菜)」、「肉、魚、貝類(主菜)」などが一度に食べられる栄養バランスの優等生である。
学校給食法によると学校給食の目的は、「学校給食が児童及び生徒の心身の健全な発達に資するもの」「学校給食の普及充実及び学校における食育の推進を図ることを目的とする。」とあります。学校給食のカレーはまさにこの目的を実現するのにふさわしいメニューと言えます。
働き方改革による学校給食へのアプローチやアレルギーへの対応、ウィズコロナ時代の学校給食の役割など、学校給食の在り方が注目されています。学校給食の教育的役割について自分なりの意見をまとめておきましょう。