東京アカデミー東京校
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みなさんこんにちは!公務員試験の予備校=東京アカデミー東京校の公務員担当です。2020年は、新型コロナウィルスに世界中が震撼させられた1年でしたが、その2020年を改めて振り返り、2021年の時事問題として出題可能性のあるものを今回は11~12月のニュースの中から時系列で取り上げたいと思います。
アメリカ大統領選投票開始。多くの郵便投票がなされ、結果の提示が遅れたが、7日、米メディアは民主党候補バイデン氏が当選確実と報道したが、共和党候補トランプ氏は敗北を認めていないとした(2021年1月7日には事実上の敗北宣言)。最終的には選挙人538人のうちバイデン氏306人、トランプ氏232人獲得。大統領就任式は2021年1月20日。
憲政史上初の「立皇嗣の礼」の儀式が行われた。
「立皇嗣の礼」とは、「秋篠宮が皇位継承順位1位の皇嗣となったことを天皇が国
の内外に伝える儀式」。
一票の格差が3.00倍だった2019年7月の参議院選挙を最高裁は「合憲」と判断。16年参議院選挙で導入した合区を維持したことなどを評価し、19年選挙の3.00倍の格差は違憲の問題が生じるほど不平等とはいえないとした。
「地方議員の出席停止処分は裁判の対象になる」として最高裁は60年ぶりに判例
を変更。「住民の負託を受けた地方議員としての責務を十分に果たすことができな
くなるような処分の適否は、司法審査の対象となる」ことを理由とした。
10月26日菅新内閣の下で臨時国会が召集され菅首相の所信表明演説が行われた。会期末に「生殖医療に関する新しい法律」(民法特例法)が成立。
夫婦以外の第三者から精子や卵子の提供を受けて生まれる子どもの親子関係を定めた民法特例法。女性が第三者の卵子を使って出産した場合、産んだ女性を母親とし、夫の同意を得て夫以外の精子を使って出産した場合は、同意した夫が父親となると規定。但し、子どもが精子や卵子の提供者を知る「出自を知る権利」は規定されなかった。
小惑星探査機「はやぶさ2」が岩石のサンプルカプセルをオーストラリア南部に投下し、その後、次の目的地に向け再出発した。目的地の小惑星への到着は2031年の予定。サンプルコンテナには小石ほどの岩石が入っており、地球海・生命の起源と進化に迫ることができるのではと期待されている。
伝統建築工匠の技、ユネスコ無形文化遺産に登録決定。宮大工や左官職人らが古くから継承してきた建造物修理・建造物木工・左官(日本壁)などの17分野の技術が登録される。これで日本のユネスコ無形文化遺産は22件目となる。
以上となります。
年も変わり改めて本格的に本年度公務員試験対策を始める方も多いと思います。
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