東京アカデミー広島校
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こんにちは、東京アカデミー広島校の入江です。
本日は、専門試験科目の「憲法」の対策方法についてお話します。
国家一般職では40点中5点、広島県・広島市の行政区分でも40点中4点と専門科目の中では平均的な配点がなされています。
実際に運用される法律の中では最も重要な法律とと言えます。日本国民としてもはや常識として享受している様々な保障や行政サービスは、大元をたどれば憲法によって保障されています。あらゆる法律や条例に対し優先権を持ち、憲法に反する法律や条例を制定することは出来ません。
日本国憲法は硬性憲法なので、成立後一度も条文が書き換えられたことはありません。また、判例主義の日本の司法にあって、憲法を持ち出す法解釈は殊更厳正に行われるため、判断の根拠から整理して教科書に掲載されます。パッと見読みにくいかもしれませんが、かみ砕いて読むと理屈っぽいだけに理解はできます。
丁寧に理解できる下地が整えられており、新しく覚えなくてはいけないこともない、他の法律と比べるとかなり学習しやすい科目といえるでしょう。憲法がムリ!という受験生はまだ見たことがありません。(よく「何か苦手な科目ある?」と聞いたりしているのでもしかすると他の科目に比べたらマシ、という意味なのかもしれませんが)
そんな憲法に必要な対策において、そこまで特徴的な対策は不要です。教科書を読んで、問題集を解く、この基本サイクルが一番です。
憲法の出題でよくあるものとして「5つの選択肢の中から妥当なものを選びなさい」というタイプのものです。
1つの選択肢以外は出鱈目が書いてあって、その出鱈目度合が低いほど問題難易度が上がっていきます。
その出鱈目を見抜くのに必要なのは、出題された判例における裁判所の法解釈根拠の正確な理解です。
地道に培った地力がモノをいう科目です。少なくとも頻出範囲についてはしっかりノートづくりしてもいいと思います。
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