東京アカデミー広島校
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こんにちは、東京アカデミー広島校の入江です。
本日は、教養試験科目の「人文科学」の対策方法についてお話します。
国家一般職では40点中3点、広島県・広島市の行政区分でも45点中8点(全55問中45問選択解答、出題された問題のうち10問は無視してもいいため極端な話人文科学を排して受験可能)と配点が重たい科目ということはありません。
公務員試験でいうところの人文科学は、「日本史」「世界史」「地理」などの科目を一括りにした呼び方です。
問題レベルは高校レベル、センター試験(今は共通テスト)で頑張った大学生なら記憶も新しく、実践レベルで通用する可能性もあります。
そこまでマニアックな問題は出てきませんが、その範囲は長大で、適切な指導なしにヤマを張ってもまず外します。そもそも多くの高校で「日本史」「世界史」「地理」は選択制を導入している科目ですので、それをまとめて対策するとなるとその課題量は推して知るべしです。
問題難易度は高くないが、とにかく範囲が広い。余裕があれば手を付けたいが優先度が低い。公務員試験における人文科学の立ち位置はそう捉えられるでしょう。
好きな人はやったらいい、というような人文科学ですが、そういうわけにもいかないのが辛いところです。
公務員試験のような高倍率試験では1点に泣くケースは珍しくありません。試験中、必死になって解いた数的推理の難問も、ちょっと勉強しているなら見れば分かるような地理の易問も等しく1点です。
ただ、試験対策で効率を落とすような勉強はできません。人文科学について効率的な学習をしたい方はズバリ「地図を描くこと」です。
世界地図、日本地図を描いて整理するとどこで何が起きたか整理できます。特に世界史なら、国の場所がわかるだけで国際的なニュースの捉え方も変わってきます。
頻出範囲に絞ってやっていけば丁寧にやる時間も確保できます。頭の中で字を滑らせるより、視覚的に理解した方が速いことが多いこと、併せて国際関係や時事の理解の助けになる知識を獲得するには地図を描くのが一番です。
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