東京アカデミー難波教室
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みなさん、こんにちは
東京アカデミー難波校の吉田です。
中央教育審議会では,令和3年1月26日の第127回総会において「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)」が発表されました。
今回はこの内容について2回に分けてお伝えします。
■内容■
①児童生徒が身に付けるべき資質・能力について
・自分のよさや可能性を認識する
・あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協力する
・豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となる
②直面する課題や新たな動き
・教職員の負担
本来であれば学校や地域でなすべきことまでが学校に委ねられることで業務の範囲拡大
教師の長時間勤務による疲弊や教員採用倍率の低下、教師不足の深刻化
・ICT教育の拡充
学習場面におけるデジタルデバイスの使用が低調
加速度的に進展する情報化への対応の遅れ
このほかにも課題として特別支援教育を受ける児童生徒や外国人児童生徒等の増加
いじめ、不登校児童生徒数の増加、貧困といった子供たちの多様化
新型コロナウイルス対策と学校教育活動の両立、
今後起こりうる新たな感染症への備えとしての教室環境や指導体制などの整備などが列挙されていました。
そういった課題を踏まえ
2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」を目指すためにどのような対策を講じなければならないか、
が今後のポイントになります。
次のブログでは、「令和の日本型教育」の姿について確認していきましょう。