東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー大宮校 教員採用試験担当の小松です。
首都圏に緊急事態宣言が再発出されて、まもなく1ヵ月が経とうとしています。
コロナ禍での試験対策は不安なことも多いかと思いますが、試験勉強と合わせて風邪や感染症に負けない体づくりを日々しっかりとしていきましょう!
さて本日は、埼玉県・さいたま市教員採用試験の「小学校全科」の試験についてご紹介いたします。
■埼玉県・さいたま市「小学校」の倍率
2020年夏実施試験の倍率は以下の通りでした。
・埼玉県:2.5倍
・さいたま市:2.6倍
以前の本ブログでもご紹介させて頂きましたが、
他の校種と比較すると小学校は低めの倍率となります。しかし、決して簡単な試験とは言えません。
2020年夏実施試験の場合、埼玉県では1,872人の方が1次試験を受験し、そのうち最終合格された方が744人でした。
逆を言えば、1,128人もの方が不合格という結果でした。
そのため、倍率があまり高く見えない場合でも「簡単な試験」とは言い切れないので注意が必要です。
■試験内容の特徴について
①試験時間と問題数
埼玉県・さいたま市の専門試験は例年、試験時間は60分、問題数は45問出題されています。
ちなみに、同じ首都圏の神奈川県は試験時間が同じ60分に対して、問題数は27問でした(2020年夏実施試験)。
そのため、埼玉県・さいたま市の方がかなり多く出題されており、より「解くスピード」を意識して試験に臨む必要があると言えます。
②全科目の学習指導要領から出題!
国算理社のみならず、音楽、体育、図工、外国語、道徳、総合的な学習からも1~2問出題されます。
全科目を通して、特に「目標」、「各学年の目標及び内容」からの出題が多いため、重点的に学習しましょう!
③主要科目の知識問題は満遍なく出題!
国語・算数・理科・社会の知識問題は例年6問ずつ出題されます。
そのため、苦手科目をいかに克服させるかが重要となります。
得意分野は満点を狙い、苦手分野は1問でも多く正答できるよう対策しましょう。
また、主要科目以外の音楽・図工・体育からも出題があります。
■2020年夏試験 出題内容の変更点
上記の通り、多くの科目の知識問題が出題されていますが、2019年実施試験までは道徳と外国語については学習指導要領のみの出題でした。
しかし!2020年夏実施試験では、「道徳」「外国語」からも知識問題の出題があり、
道徳は評価方法について、外国語は会話文の空欄補充の問題が1問ずつ出題されました。
そのため、今後も学習指導要領だけではなく、「道徳」や「外国語」も知識問題の出題を想定に入れて対策を進める必要がありそうです。
以上、本日は埼玉県・さいたま市の専門科目「小学校」についてご紹介いたしました。
小学校の試験は、幅広い分野からの出題となりますので、効率的な学習をすることが合格のカギとなります。
東京アカデミー大宮校では、2/6(土)より「埼玉県・さいたま市対策 小学校全科」の短期講習を実施致します。
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