東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。
東京アカデミー東京校教員採用担当の畠山です。
さて本日は、教員採用試験の専門科目対策として、中高社会についてご案内いたします。
先日のブログでは、千葉県・千葉市の「中高社会」についてご案内をしましたが、本日のブログでは「中高社会」の対策についてもう少し広い視点でお伝えをしようと思います。
※千葉県・千葉市の「中高社会」対策ブログについてはコチラ
【中高社会】は、他の教科に比べて試験倍率が高い教科で、多くの自治体で試験倍率が5倍以上となっているため、難易度が高い試験といえます。
ちなみに2020年夏受験の関東地区における中高社会の平均倍率は8.4倍になっています。
※この8.4倍という倍率ですが、100名受験したとして、その内12名合格(88名不合格)した時の倍率が8.3倍なので、上位12%に入らないといけないのが、倍率8.4倍という試験の実情です。やはり難易度は高いといえるでしょう。
しかし、中高社会の場合には募集区分として、中高共通としているケースや、中学と高校を分けて募集しているケース、日本史・世界史・地理と科目で分けるケースと科目合同としているケースなど、自治体によって募集区分が異なるため、区分によっては試験倍率が4倍を切ることもあります。受験先の情報はしっかりとチェックしておくことをおススメします。
また、出題内容も自治体によって様々ですが、関東の自治体の主な出題パターンとして・・・・
①中学・高校で異なる問題を課すパターン・・・埼玉県・さいたま市、茨城県etc.
②中高で共通問題を課すパターン・・・東京都
上記のように自治体によって出題形式が変わります。
もちろん出題形式によって必要な対策は異なりますので事前に確認しておかなければいけません。
さらに、自治体によっては東京都のように分野別最低基準点を設定していることもあるので、自分の専門分野だけできればOKとはならず、苦手分野を作らずに各分野をしっかりとおさえていかないといけません。
つまり、中高社会での受験を考える場合には、受験自治体の「募集区分」、「倍率」、「出題パターン」、「難易度」などを細かく調べる必要があるということは覚えておきましょう。
中高社会の出題パターンですが、メインとなるのは当然、各科目(日本史や世界史、政治など)の内容についてとなります。専門教科の場合には、苦手科目を作ってしまうことは合格の可能性を大きく下げることに繋がってしまいますので、苦手科目を作らないように学習を進めていかなければなりません。
各科目の内容としても、出題されやすい分野というものは存在しますので、その傾向に沿った学習というのがポイントとなってきます。(万遍なく学習しようとすると、時間が足りなくなってしまい、中途半端な状態で本番に臨むことになってしまいます)
さらに、問題の難易度も専門教科であることから、当然高いものとなりますので、効率よく、効果的に学習を進めることが求められます。
このように社会科目を受験する方は、倍率も高く範囲も広い試験を突破しなければならないため、時間効率を考えた効果的な対策が必要となります。
東京アカデミーでは、2021年2月6日(土)から東京校にて通学での対策講座《自治体共通 中高社会》を開講します。
この講座では、世界史・日本史・現代史・地理・政治・経済・倫理・国際といった中高社会で出題される全科目について、東京都を中心に全国での出題状況を踏まえ、頻出項目の学習を行いますので、どの自治体の試験にも対応しつつ、コンパクトに最大効率で学習を進めることができます。
実施日時は2021年2月6日(土)~3月27日(土)、時間は14:30~20:50です。
詳細(受講料・カリキュラム)はコチラ→ 専門科目短期講習
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