東京アカデミー東京校
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こんにちは、1月が終わり2月になりました。
朝方から断続的に入るミャンマーのニュースが非常に気になります。
今日の一部一般紙でニュースになっていましたが、厚生労働省管轄の下、「子ども家庭福祉」を専門とする新たな国家資格を創設する検討に入ったようです。
(Yahoo!ニュースより)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f2702edd0f6744e1e463019df8f8daa28c2f83
子ども家庭福祉に関して専門的な知識・技術を必要とする支援を行う者の資格の在り方は、2020年9月から現時点で10回、厚生労働省のワーキンググループにて検討会が実施されていました。
(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-kodomo_554389_00011.html
現時点では社会福祉士や精神保健福祉士等の国家資格を持つ方を中心に資格の取得要件が定められているようです。
しかし拙者は、家庭福祉の問題は教育委員会の関係者各位、教員のみなさまにも是非携わっていただきたいと考えます。
・民法820条に「親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。」
・教育基本法10条1項に「保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」
とあるものの、
・同条2項には「国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。」とあります。
家庭教育を全て保護者に押し付けるのではなく、教育委員会、社会福祉士、その他ソーシャルワーカー含め地域社会全体で構築していける世の中になることを切に願います。
そのことが第8次学習指導要領の要旨ともつながりますし、教育基本法3条「国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。」の達成も図られます。
(追伸)手前味噌で大変恐縮ですが、教員採用試験の予備校、東京アカデミーでは社会福祉士や精神保健福祉士の講座も運営しておりますので、「子ども家庭福祉」の資格試験が創設されれば、新規講座を立ち上げてみようかとも考えました。
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