東京アカデミー札幌校
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こんにちは。
本日、2月1日、2021年度国家公務員採用試験が公示され、試験の受験資格、日程及び受験案内が人事院の国家公務員試験採用情報NAVIに掲載されました。
主要な大卒程度の試験を見ますと、
★国家総合職(院卒者試験の法務区分以外)及び国家総合職(大卒程度試験の教養区分以外):2021年4月25日(日)
★国家総合職(院卒者試験の法務区分)及び国家総合職(大卒程度試験の教養区分):2021年10月3日(日)
★国家一般職(大卒程度試験):2021年6月13日(日)
★専門職(皇宮護衛官(大卒程度)・法務省専門職員(人間科学)・財務専門官・国税専門官・食品衛生監視員・労働基準監督官(A及びB)・航空管制官・海上保安官):2021年6月6日(日)
その他、受験資格、受付期間、第2次試験、合格者発表日については、人事院の国家公務員試験採用情報NAVI(https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.html)にてご確認ください。
概ね、2020年度の変更前当初日程(※)と内容に準じて実施される予定です。
(※)2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防の観点から、実際の試験日程は変更なっています(東京アカデミーブログhttps://www.tokyo-ac.jp/blog/71361/)。
※2021年度においても、新型コロナウイルス関連の影響により、変更の可能性もあります。
採用予定数は、次の通りです。
行政区分 各地域採用の全国合計で2,520名(前年より100名増)、本府省採用で570名(前年より10名増)
技術区分 全職種合計で1,440名(前年より240名増)
北海道の行政は、190名(2020年200名)微減しましたが、
前年度の倍率が、3.3倍でしたので、北海道の主要試験の中でも低倍率で推移しております。
ちなみ北海道の前年度の1次合格の最低ボーダーラインは、
基礎能力試験12点の場合→専門試験18点以上
基礎能力試験16点の場合→専門試験15点以上
全国で一番合格しやすい試験でした。最終合格を考えると、論文・人物試験の点数にもよりますが、若干余裕を持った点数をゲットできれば、合格ラインを突破できます。
2月1日発行の官報(号外)(https://kanpou.npb.go.jp/)には、各試験の専門試験員も掲載されていますので、気になる方はチェックしてみましょう。
ちなみに、国家一般職(大卒)の法律科目では、宮下中央大学教授と公表されました。昨年に引き続き民法をご担当される見込みです。
昨年は、民法改正元年ということで、改正に絡む問題が出題されました。本年は、より一層問題数に増加が予想されますが、
詳しくは、また改めてご紹介していきますので、楽しみにしておいてください。
また、官庁訪問に関する発表は、本日時点ではなされておりません。今後の発表に注目しましょう。
そして、東京アカデミーが、公務員、特に国家公務員志望者の方にお伝えしたいポイントとして、デジタル庁(仮称)設置に伴う、採用の動向です。
内閣は、12月、デジタル社会実現に向けて具体的に動き始めました。
12月21日、内閣官房内閣人事局より、「令和3年度機構・定員等審査結果」が発表されました。注目すべきは、デジタル庁(仮称)で新規増員160人と打ち出されている点です。
12月25日の閣議決定「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針について」においても、令和3年度から、デジタル庁を中心に各府省において国家公務員採用試験の総合職試験(工学区分)や一般職試験(電気・電子・情報区分)等の合格者の積極的な採用に努める、と記載されています。
今注目の、デジタル化、デジタル社会の実現に向けて、公務員採用の動向は今後も要チェックと言えます。
今後も、東京アカデミーでは受験生必見の試験情報を発信していきますので、ぜひご確認ください。
東京アカデミー大卒程度公務員情報ページ⇒https://www.tokyo-ac.jp/university/
大卒程度公務員担当/高久