東京アカデミー岡山校
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みなさんこんにちは。
1月26日、『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)』が発出されましたが、中でも実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿として、「個別最適な学び」と「協働的な学び」について、しっかり理解する必要があります。今回は「個別最適な学び」について、焦点を当ててまとめていきます。
【「個別最適な学び」について】
○『Society 5.0 に向けた人材育成 ~ 社会が変わる、学びが変わる ~(2018年6月)』の「第3章 新たな時代に向けた学びの変革、取り組むべき施策 (1)」にて「公正に個別最適化された学び」を実現する多様な学習機会と場の提供を図ることが必要とされた。
○児童生徒において、自身の能力や特性に応じた「公正に個別最適化された学び」の実現を目指している。
○スタディー・ログ(学習履歴)を学びのポートフォリオとして蓄積・活用。
⇒「個別最適な学び」の実現にはICTが不可欠である。
○教師視点である「個に応じた指導」を児童生徒視点で整理したものが「個別最適な学び」である。
○「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげることが重要である。
「個別最適な学び」は新しく設定された学びではなく、これまで学校教育で課題とされてきた「指導の個別化」、「学習の個性化」を児童生徒目線で捉えたものです。ICTを活用することで、正確に、詳細に「個に応じた指導」ができるようになるといった面を押さえておきましょう。そして、「主体的・対話的で深い学び」の実現に欠かせないものであるとの認識で、意見をまとめておくとよいでしょう。
それではまた。