東京アカデミー広島校
ブログ
本日のテーマは、判断推理(課題処理)の学習方法です。
判断推理(課題処理)は学校の授業では習わない分野であり、公務員試験特有の科目です。
また、出題されるのは、論理的な問題、与えられた文章条件から答えを導き出すなどの問題が多く、
小学校・中学校で学んだ算数・数学の基本知識を使って解けるような問題が大半で、
中にはパズルのような問題もあります。そのため、他の科目と比べて比較的取り組みやすい科目であるといえます。
これらは決して難しい特別な知識が必要というわけではなく、時間さえかければ解ける問題がほとんどです。
しかし、試験中は時間との闘いであり、いかに短時間で解くかがポイントになります。
学習方法としては、公務員試験専門の参考書や過去問題集を使って問題を解きながら、解法パターンを覚えていく方法が一般的です。
問題を解く際は、やみくもに解くのではなく図や表を描きながら考えたり、具体例をいくつか作ったりしながら練習するように心がけましょう。
ひとつの問題にも、人により、あるいは参考書によって解き方が様々にあるため、自分が最も解きやすい方法を選べばよいでしょう。
しかし、いろいろな問題をこなすためには、オーソドックスな解法を知っておくことが有効です。
そのうえで、速く簡単な解法をつかんでおけばいうことはありません。
いずれにせよ、出題される分野はある程度限定されており、覚えておくべき解法パターンも多くはなので、焦らず毎日地道に学習することが大切です。
出題傾向としては、職種別でみると若干異なりますが、「順序関係」「対応関係」「位置関係」「論理」が頻出分野です。
しかし、試験によっては偏った分野が出題されるので、過去問の分析にも注意を払いましょう。
次回は、「空間把握」についてお話しします。