東京アカデミー広島校
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本日のテーマは「空間把握」の学習方法です。
公務員試験における「空間把握」という科目は、いわば「判断推理」の図形問題ともいえるものです。
例えば、ある図形を折ったり、回転させたり、組み立てたりして頭の柔軟性を必要とする科目です。
このように、判断推理が与えられた条件から正解を導き出すのに対して、空間把握は与えられた図形から正解を導き出すものです。
出題傾向としては、職種別でみると若干異なりますが、「平面図形」「軌跡」「立体構成」「展開図」「切断」などがよく出題されています。
学習方法としては、判断推理と同様、公務員試験専門の参考書や過去問題集を使って数多くの問題を解きながら解法パターンを覚えていき、
同類の問題に数多くあたることが王道です。その際、速く正解できるように訓練しておくことが大切です。
また、図形を対象としているので、学習する前に中学レベルの数学の教科書などで図形に関する基礎知識を復習しておくと、
比較的スムーズに問題に取り組むことができるのではないでしょうか。
この科目で出題されている分野は限定されているにもかかわらず、苦手としている受験生は多いです。
そのため、この科目を得意にすれば、他の受験生に一歩差をつけることができるでしょう。
次回は、「資料解釈」についてお話しします。