【教員採用】スカートかスラックスか。制服選択制の背景を考えよう！

こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当の石井です。

本日は某新聞に「制服選択制」に関する記事がありましたのでご紹介したいと思います。

皆さんが勤める学校、在籍していた学校では制服は選べましたか？（選べますか？）

私が学生の頃は「男子はスラックス」「女子はスカート」というのが常識でした。時代によってはスラックスを腰で履いてみたり、スカートを短くしてみたり、その時代時代の流行がありましたよね。

現在では制服もどんどん種類が増え、学校選びの基準にもなるくらい多種多様なものになってきました。そして、今では制服を男子用、女子用と限定せず選ぶことができる「制服選択制」を導入する学校が増えています。全国では19都道府県の600校超で導入されているそうです。この制服選択制が導入された背景には「生徒の防寒」「機能性」「本人の好み」等の色々な理由がありますが、性的少数者の児童生徒への配慮も大きな要因です。文科省は15年に性的少数者の児童生徒への配慮を求める通知を出しています。

リンク（https://www.mext.go.jp/content/20201023_mxt_sigakugy_1420538_00002_007.pdf）

この通知を機に制度を導入する学校が増加傾向になりましたが、先にも述べたように全国で導入されているわけではありません。まだまだこの制度すら知らない学校もあるようです。

さまざまな背景を持つ生徒に合わせて学校、社会も変化していくことは非常に重要で、先生方も多種多様な価値観を持つことが大事になってきます。面接試験でも生徒指導に関しては必ず聞かれます。性的少数者の児童生徒への対応関連の質問も近年非常に増えています。自分なりの意見をまとめておきましょう。

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