東京アカデミー高松校
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みなさんこんにちは!看護師国試担当の森です😊
先月、2月14日には第110回看護師国家試験が実施されましたが、東京アカデミーは次の第111回看護師国家試験に向けて始動しております。
第111回看護師国家試験を受験される皆さん、準備はOKでしょうか?
国家試験対策を行うにあたっては、まずは試験について知ることが大切です。
今回は過去の国家試験を振り返りながらポイントをお伝えいたしますので、「すでに知っているよ」という方もおさらいする気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
看護師国家試験は、国の方針など様々な要因を反映して、難易度や合格のボーダーラインが毎年変化します。そこで、以下の5つのポイントをふまえて学習を進めていきましょう。
看護師国家試験問題は、専門家が何度も練り上げて作った「出題基準」をもとにしており、第107回試験から「改定出題基準」に沿って出題されています。
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第104回 (2015年) |
第105回 (2016年) |
第106回 (2017年) |
第107回 (2018年) |
第108回 (2019年) |
第109回 (2020年) |
第110回 (2021年) |
合格基準 (満点) |
159点 (248点) |
151点 (247点) |
142点 (248点) |
154点 (247点) |
155点 (250点) |
155点 (250点) |
? |
得点率 |
64.1% |
61.1% |
57.2% |
62.3% |
62.0% |
62.0% |
? |
当社調べ 必修平均点 |
45.9 |
46.5 |
44.9 |
43.3 |
45.1 |
45.0 |
46.9 |
当社調べ 一般+状況 平均点 |
189.8 |
182.7 |
172.5 |
187.1 |
187.2 |
183.5 |
186.4 |
受験者数 |
60,947 |
62,154 |
62,534 |
64,488 |
63,603 |
65,569 |
? |
合格者数 |
54,871 |
55,585 |
55,367 |
58,682 |
56,767 |
58,514 |
? |
不合格者数 |
6,076 |
6,569 |
7,167 |
5,806 |
6,836 |
7,055 |
? |
合格率 |
90.0% |
89.4% |
88.5% |
91.0% |
89.3% |
89.2% |
? |
厚生労働省が定める合格基準では「必修問題の正答率(80%)」と「一般+状況設定の正答率」の2項目につき基準値を満たしていることが明記されています。
また、「必修問題」に関しては、厚生労働省が提示している「必修問題の意義」で
『看護師にとって必要な知識および技能について行われる国試のうち、看護師として特に基本的かつ重要な試験問題を必修問題とし、専門基礎分野および専門分野から出題する。』
と言われている通り、過去の出題をみても、アセスメントや思考過程を必要とする問題はほとんどなく「設問について知っていることで得点ができる」形式の問題となっています。
なお、「一般+状況設定問題」の合格基準は毎年変わります。(上図をご確認ください)ここでは確実に70%の得点ができるよう、しっかり学習しましょう。
ここ数年、合格率は90%前後で推移していますが、不合格者数は年々増加しており第106回では7,000人を超えました。
今後も看護大学・学部の増加等から受験者数・不合格者数は増加する可能性があります。
第109回国家試験 すべての受験生のうち現役合格は94.7%、それに対し既卒者の合格率は37.4%でした。
既卒生の合格率は現役生に比べて格段に低くなっています。現役生は、学習環境が整っている学生のうちに一発合格する力を身につけましょう。
・ここ数年、合格率は90%前後で推移しています。一方で不合格者は7,000人以上です。
・出題基準は必ずチェックしましょう。
・必修は8割、一般+状況設定は7割取ることを目標にしましょう。
・勉強に専念しやすい環境の揃っている現役生のうちに合格できるよう、早いうちからしっかりと対策を始めましょう。
東京アカデミー高松校は今年度も看護師国家試験に挑戦される皆さんを応援し、このブログや講座などで支えていきます!
合格に向けて、共に一歩ずつ近づいていきましょう😊